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hangouts on-airで動画ライブ中継やgoogle+は変わるか?

先週のネット動画周りでの話題の的は、google+のハングアウトオンエアの一般公開のニュースで持ち切りでしたね。

Google、ハングアウト オンエアを一般公開 (ASCII.jp)
18歳以上で米国や日本、コロンビア、エジプトなど18カ国に在住のユーザーが利用可能。
放送には10人まで同時参加可能、視聴者数に制限はない。

http://www.google.com/intl/ja/+/learnmore/hangouts/onair.html

以前、ハングアウトについての記事を書かせて頂きました。(Google+ Hangouts On AirはUstreamと競合するか?

ハングアウトとは、google+のサークル内の仲間と複数人で、webカメラを使って友人の顔を見ながら会話(チャット)を楽しめる機能。同時に参加できる人数は最大10人。

ちなみに、「Hangouts」という英単語には、「溜まり場」という意味があるようです。サークル内の友人どうしがふらりと立ち寄って交流する、といった雰囲気になるのでしょう。

Hangouts内でYouTube動画を一緒に視聴もできます。

 このHangoutsで行われるビデオチャットの様子を、そのままYouTubeでライブ中継する機能が「オンエア機能」です。これまでは、googleが許可した一部の著名人だけに限ってきたOnAir機能を、一般へと拡大させたのです。

他の動画ライブ中継サービスと異なるのが、最大10人が番組に参加できるというところ。うまく利用すれば、面白い中継を実現させることが可能だと思われます。

生中継と同時に録画することも可能で、Youtubeのアカウントで一般公開したりもできるようです。さらにその動画はYouTubeで準備されたツールで編集やBGMの追加も可能のようです。

早速、配信を試してみようとしたのですが、うまく出来ず。”新規ユーザーは、現在のところハングアウト オンエアをご利用いただけません。ユーザーの急増により、ハングアウト オンエアへの登録は一時的に制限されています。しばらくしてから再度お試しください。”とのこと。個人的に、google+は放置気味だったのが響いてしまったのでしょうか・・・。

配信に関するシステム要件。けっこう品質が求められるようです。

 我が国で、動画ライブ中継というと、Ustreamやニコニコ生放送の2勢力が先行してシェアを占めていますが、YouTubeというアーカイブ動画では最大の勢力と統合されたhangouts on-airがどう普及していくのか、そして、Facebookなどに押されて影を潜めている感が否めないgoogle+がこの一件でどのように巻き返していくのか、今後の流れに注目していきたいですね。

photo By k-ideas