Googleが発表した、YouTube動画広告5つのポイント

2013年の132億円から、2017年の640億円へと大きく拡大することが予測されている、日本国内におけるインターネット動画広告市場。インターネット広告市場全体に占める動画広告構成比は2013年の2%から、2017年には6.9%まで増加すると予測されており、ますますインターネットユーザーにとって、動画広告の存在感が身近になっていくことでしょう。(シード・プランニングプレスリリース https://www.seedplanning.co.jp/press/2014/2014030701.html

 先日、Googleが発表したブログで興味深い記事が公開されました。(2014 年上半期(1 月 – 6 月)に話題になった YouTube 動画広告を振り返ろう )この記事では、2014年上半期の、国内におけるYouTube動画広告のトレンドとして5つのポイントが、企業のマーケティング活動における動画広告の活用例とともに紹介されていました。

ポイント1 TV CM長尺版の有効活用

最近のテレビCMは、YouTube等のweb動画として公開することを前提に、15・30秒バージョンとは別に、数分に渡る長尺版を制作・公開している事例をよく見かけます。web動画単体を制作するよりも、大きな予算をかけていることが多く、その分リッチなコンテンツとなっています。結果的に、商品やサービスへの理解や印象を深め、訴求力を高めることに成功した動画広告だといえるでしょう。

ポイント 2: ストーリー性を重視したMade For Webコンテンツ

TVCMとは別に、webで公開する動画や、モバイルでの視聴など、ネットデバイスで配信することを前提とした動画広告も多く見かけるようになりました。ついSNS等で知り合いに伝えたくなるような、面白い・興味深い動画、いわゆるバイラル動画もこのカテゴリーに含まれるのではないでしょうか。

ポイント 3: 人気YouTubeクリエイターとのコラボレーション

本ブログでも度々ご紹介してきましたが、YouTubeに動画を公開して収入を得ているような人気配信者、YouTuber。こうした、人気YouTuberと企業のコラボレーションにより制作した動画広告も多く見られるようになりました。YouTuber独自の雰囲気により制作された動画広告は、既に多くのチャンネル登録者(ファン)を抱えるYouTuberのYouTubeチャンネルに掲載されることで、予め動画広告がリーチできる数値が見込めるというのも、YouTuberコラボ動画広告の長所だといえます。

 

(弊社事例参照:企業とYouTuberコラボの最前線!「Bizmates×劇団スカッシュ」をリリース

ポイント 4: 著名人や人気キャラクター が出演するMade For Webコンテンツ

テレビなどで人気のタレントやキャラクターなどを起用した動画広告は、やはり根強い人気があり、多くの再生回数を望むことができます。雑誌やTVCMなどの異なる種類の広告と連動して、web限定動画のような形で公開する例も多く見かけられます。

ポイント 5: タイムリーで話題性のあるイベントを活用

2014 FIFAワールドカップに関連して制作された動画広告も多く見かけられました。世界的なスポーツの祭典ということもあり、イベントの盛り上がりとともに、ワールドワイドで展開を行っている企業の動画広告が再生回数を伸ばしましたようです。この結果は、SNSの普及により、手軽に友人同士で共有され、視聴が拡大していった結果といえるでしょう。

いかがだったでしょうか?

こうしたYouTube動画広告をはじめ、その他、国内最大規模の動画広告在庫を誇る動画広告DSP TubeMogul(チューブモーグル)と弊社は販売契約を締結し、様々なwebプラットフォームにおける動画広告を取り扱うことが可能となっています。(参照:http://www.actzero.jp/release/report-8354.html

動画広告のコンテンツの企画制作から動画広告運用、キャンペーンサイト運用や動画配信プラットフォームの活用コンサルティングまで一貫して弊社ではご対応が可能です。是非、ご興味のある方は御相談下さい!

 Photo by La Moncloa