ついに買い物ができるように!Instagram「ショッピング機能」が上陸

20180611

こんにちは、アクトゼロの山田です。
前回に引き続き、今回もInstagramの話題です。今回取り上げる話題とは、ついに日本でも利用できるようになった「ショッピング機能」。
これまで何度もアップデートを繰り返してきたInstagramの歴史の中でも、トップクラスの重要度を誇るものになることは間違いないでしょう。

ショッピング機能とは?

今回日本でも利用できるようになったショッピング機能は、その名の通り、Instagramから自社の持つECサイト等へリンクを設けることで直接購買に繋げることのできる機能で、すでに本国アメリカでは昨年から利用が始まっていました。
基本的な利用方法として、通常の投稿と異なるショッピング投稿を作成する必要があります。そのショッピング投稿の中では、写真(画像)ごとにECサイトと関連付けたい商品を最大5つまでタグ付けすることができ、通常の投稿と同じようにフィルターやキャプションの追加も可能です。もちろん、下書きやプレビューも行うこと機能も備わっています。

001

ユーザーがフィード上でショッピング投稿を見つけた場合、タップすることで設定されている以下の内容を見ることができます。そして、その中に気に入ったものがあれば、リンクをクリックしてECサイトへ遷移し、そこで購入できるというものとなっています。

・投稿の商品の画像
・商品の説明
・商品の価格
・商品を購入できるウェブサイトに直接誘導するリンク

もちろん、すべてのアカウントですぐに始められるという訳ではなく、下記の条件を満たす必要があります。

・ビジネスで、提供者契約とコマースポリシーに準拠した物理的な商品を販売している
・Instagramアカウントがビジネスプロフィールに移行済みである
・Instagramアカウントが所有権のあるFacebookページと接続されている
・Facebookページでショップセクションを追加もしくはビジネスマネージャでカタログを作成している(あるいはBASE、EC-Cubeなど、カタログ作成をサポートする国内事業者のECプラットフォームと連携する)
・上記の要件が満たされると、アカウント審査が行われ、製品のタグ付けができるようになります。

見て分かるように、条件があるとは言え、そんなにハードルが高いものではなく、多くの企業にとって取り組みやすいのではないかと考えられます。

また、今のところ広告によってショッピング投稿を宣伝する仕組みは提供されておらず、オーガニックでリーチを稼ぐ必要があるのも注意が必要です。

その役割に大きな変化も?

これまでのInstagramの役割と言えば、魅力的な写真をコアにしたブランディングの強化及びエンゲージメントの獲得。あるいはハッシュタグをベースとした新たな層へのリーチと言うのが主たる目的と捉えられていました。
しかし、今回のショッピング機能の追加によって、その役割が大きく変わろうとしています。これまで通りブランディングの強化やリーチ拡大というのは当然継続する目的ではあるものの、そこからのコンバージョン(売上寄与)も同時に担えるようになったのです。

002

当然ではありますが、この機能が全ての業種にマッチする訳ではなく、ある程度は限られてくると考えられます。具体的には、アパレル関連や高価格帯の商品・サービスは相性が良く、日用品や消費財等の分野は、かなり戦略を練らない限り、簡単には成立しづらいのではないかと思います。
ただ、あまりに高額の商品の場合はオンライン上で買えないことも多いため、どの価格帯をコアに据えるのかといのを熟考する必要はありそうです。

いずれにせよ、Instagramから直接購入させたいと思っていた企業にとっては、待ちに待った機能がリリースされたことになります。また、ユーザーの目線に立ったとしても、魅力的な商品をInstagramで見つけ、そこから手間を掛けずに購入できるようになったことは、利便性の大きな向上であることは間違いありません。企業とユーザーの双方に大きなメリットを生みだす今回のアップデートは、今後のオンラインショッピングのあり方を変えるかもしれません。

アクトゼロ / 山田