ローカライズアップデートで日本ユーザーにアプローチするFacebook

アクトゼロの藤村です。火曜日のプランナーズブログをお届けします。

全世界に先駆けて日本でリリースされたFacebookのスタンプ機能
今週は、その3日後に正式にリリースされたFacebookもう一つの新機能「マイQRコード」についてご紹介します。

日本限定機能「マイQRコード」

iPhone、Androidの両オフィシャルアプリに実装された「マイQRコード」は、ユーザーごとに生成したQRコードを用いて友達申請ができる、日本独自の新機能です。

アプリを立ち上げ、右下の「その他」から、プロフィールメニューへ遷移します。
最新のバージョンにアップデートされたアプリであれば、名前の下の「お気に入り」カテゴリーに、「QRコード」というメニューが表示されているので、タップします。

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自動的にQRコードが生成されます。Facebook側が生成するQRコードの背景にはプロフィール写真が合成される仕組みになっており、QRコードそのものでユーザーを特定しやすく工夫されています(QRコードをタップすれば、背景画像を削除した通常のデザインに変更することも可能です)。また、「マイQRコード」には、検索バーのタップからも遷移することができます。

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QRコード下には画像保存のほか、iPhoneユーザーには「メール送信」が、Andoridユーザーには「コードのシェア」がそれぞれメニューとして用意されています。

画面上部右側にはスキャナー機能も搭載されているので、QRコードリーダーを別途インストールする必要はありませんが、もちろん、他社リーダーからも読み込むことはできるようです。

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QRコードをスキャンすると、このような友達カードが出てきます。
アカウントに間違いがないことを確認して、「友達を追加」からリクエスト申請しましょう。ちなみに、Facebook外のバーコードリーダーから認識した場合には、下記の友達カードではなく、該当ユーザーのプロフィールページへと遷移します。

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QRコードの導入で、これまで同姓同名ユーザーが多く名前検索で探し出すことが困難だった人物を特定しやすくなり、友達追加への導線がより整備されました。
ローカライズで小規模なアップデートが続くFacebookですが、デイリーでの接触時間が長いSNSだからこそ、こういった細かい部分での丁寧なユーザビリティ向上が、アクティブユーザーの囲い込みに後々深く関連していきそうです。