みなさん、こんにちは。アクトゼロのプランナーズブログ、木曜日は山田がお届けします。
YouTubeやVineといった動画に関するサービスは、ここ数年で多くのユーザーに利用され、一般的な認知度が非常に高くなりました。
しかし、Vineと近い時期に動画機能を実装したInstagramは、動画の分野ではいまいち存在感が薄い気がしませんか?
そんな動画のイメージの薄いInstagramが、今度は別アプリとして動画に関連するアプリをリリースしています。
アプリのテーマは「タイムラプス」で、個人でも手軽に「タイムラプス」動画を撮影して共有できるアプリになっています。
「タイムラプス」とは?
なんとなく耳にしたことがある方も多いのではないかと思いますが、「タイムラプス」とは微速度撮影(インターバル撮影)のことで、長時間撮影したものを短時間で見せるような動画がそれにあたります。
Mindrelic – Manhattan in motion from Mindrelic on Vimeo.
Osaka, Japan Timelapse from Hiroki Yamamoto on Vimeo.
例えば、上のような動画で、動画共有サービスの「Vimeo」では美麗なタイムラプス動画が多くアップロードされています。
どちらかと言うと、タイムラプス動画は、専門的な知識や技術が必要なものというイメージがありましたが、最近では一眼レフやデジカメにも機能として備わっていることが多くなり、徐々に一般のユーザーにも浸透してきていたところです。
Instagram「Hyperlapse」
そんな静かな盛り上がりを見せるタイムラプスですが、Instagramが新たなアプリをリリースしたことで、多くの人が簡単に楽しめるものになりました。
現在は、iPhoneアプリのみの展開となっていますが、日本でも利用が出来るようになっています。
手軽にタイムラプス動画を作ることができるのが売りのようで、インターフェイスも含めて、全体的にかなりシンプルな作りとなっています。
アプリを起動するとすぐに動画を撮影する画面になり、白くて丸いボタンを押すことで撮影されます。
撮影が終わると、動画のスピードを決める画面が開きますので、そこで好みのスピードを選択します。
スピードを決定した後は、右上目にある緑の完了ボタンを押すことで編集が終了します。
ちなみに、上の「×」ボタンを押すと、「終了」か「後で編集」を選ぶことが可能です。
後で編集する場合は、撮影した動画のみ保持され、後からスピードを選ぶことになるのです。
完了ボタンを押すと、端末のカメラロールに保存されると同時に、シェアのボタンも出現します。
シェアには「Facebook」「Vimeo」「Instagram」があり、他にも追加されそうな雰囲気が漂っていますが、今のところは3つに留まっています。
さすがにInstagramのアプリだけあって、Instagram上でシェアする際には、上のようなエフェクトを掛けることができます。
実際に撮ってみた動画はこのような感じで、何も考えずに撮ったものにしては、中々の雰囲気に仕上がっています。
これまでのカジュアルな動画共有サービスとは一味違う「Hyperlaps」が、今後どのように広まっていくのかとても気になるところです。
まずは、その手軽さを試してみてはいかがでしょうか?
アクトゼロ / 山田