今年の夏は豪雨に見舞われている地域も多いようですが、東京ではここ数日涼しい日がありながらも、おおむね連日天気が良く、とても暑い日が目立っています。そんな今週、世間はお盆の期間ですね。通勤電車も乗客が少なかったり、心なしか普段よりも届くメールの数が少ないような気がして、お休みされている方が多いように感じています。
お盆の期間、夏のスポーツの祭典といえば、先日11日から開幕した夏の甲子園の高校野球でしょう。49校を代表する球児たちによるおよそ2週間に渡る熱い戦いが繰り広げられます。そんな、第96回全国高校野球選手権大会の試合を、朝日放送が全ゲームをPC・スマホ/タブレット向けに生中継配信しています。
バーチャル高校野球(http://koshien.asahi.co.jp/)
昨年もPC向けにはライブ配信していましたが、今年は初めてiOS・Android端末向けにも配信し、マルチデバイスによるライブおよびオンデマンド配信しています。視聴は無料で楽しむことができます。
また、PCサイトでは、過去の試合動画から、ユーザーお気に入りのシーン(20秒間)を切り取って、BGMを付けたりして、オリジナルのハイライト映像を作ることもでき、制作後は各種SNSでシェアすることができます。(スマホやタブレットからは、投稿されたハイライト映像の視聴のみが可能となっています。)
ハイライトジェネレーターの画面。私も体験してみましたが、何時間にも及ぶ試合の中から20秒を切り取るのは難しく、操作性が向上すると良いなと思いました。
本編の再生前には15秒間のプリロール動画広告が再生されます。このプリロール以外にも、イニングの間には、ミッドロール動画広告も配信されています。マルチデバイスでのライブ配信において、アドサーバー(広告配信専用のWEBサーバー)経由でミッドロール広告(動画の途中に表示される広告)が配信されるのは、日本初の試みなのだとか。私が視聴した時は、高校野球らしく、アクエリアスのCMが流れていました。
スマホでも視聴してみました。動きの激しい部分ではブロックノイズが目立つものの、ゲームの流れは理解しながら視聴することができました。外出先でも(仕事中でも 笑)試合をチェックできるのでファンの方には重宝しそうなサービスだと思いました。
このサービスによって、どこでも手軽に気軽に甲子園のゲームを視聴することができます。(本当は、クーラーの効いた部屋でビールでも飲みながら観たいですけどね…。)
台風11号の影響で開会式が2日遅れた今年の甲子園、第96回全国高等学校野球選手権大会は、8月25日までの予定で、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場を舞台に熱闘が続きます!