Twitterの「高度な検索」を使って、自社がどう思われているのかを見てみる

ゴールデンウィーク真っ只中、みなさまのどのように過ごされているでしょうか?通勤電車も比較的空いていて、都心の道路も心なしか車が少ないような…。

今回は、そんなゴールデンウィークの連休気分で読んでいただける、すこしハウツー的な内容でお届けします。取り上げるのは、Twitterの「高度な検索」。通常の検索よりも、より細かな設定で、ツイートの内容を検索することができます。Twitter上で自分の会社や自社製品がどのようにツイートされているかは、みなさん気になるところですよね。そういった時に気軽に調べてみるのにちょうどいい機能です。しかし、意外に使っている人が少ないようなので、ぜひ活用してみていただければと思っています。

高度な検索の画面はここに

まず、「高度な検索」へのアクセスの方法をご紹介します。
Twitterのメニューバーにある検索窓に検索したいワードを入力し、検索結果画面を表示させます。

そして、表示された検索結果画面の右上にある歯車マークをクリック。そうするとメニューが展開し、そのなかに「高度な検索」がありますので、そこをクリックすると「高度な検索の画面」が表示されます。
ここにリンクを貼っておきますので、こちらからもどうぞ。

Twitter – 高度な検索

これが、「高度な検索」の画面になります。検索のためのいくつかの入力エリアが準備されていて、必要に応じて、各エリアに検索ワードを入力して検索を実行することができます。

例えば、複数のワードで検索する場合には、「これらのすべての単語」の入力フォームで、半角スペース区切りで検索したいワードを入力します。
さらにそのワードを特定のユーザーのツイートの中から検索したい場合には、「このユーザーからのツイート」にそのユーザーを指定します。

このように、この検索ページで複数の項目を組み合わせて、知りたい情報を取捨選択していくのです。

ひとつのテクニックとして、非公式リツイートを検索結果に表示したくない場合に、「これらの単語のいずれでもない」に「RT」を入力することで、非公式リツイートを除外することができます。

また、意外に使えるのが「表記」の項目で、言語を選択する方法です。
商品名や企業名での検索の場合、アルファベットでの表記も多く、特に対象に含めたくない海外のツイートが検索結果に含まれてしまいます。そういった場合に、「日本語」を指定することで、必要のない海外のツイートを除外し、日本語でのツイートに絞ることが可能なのです。

海外のツイートが表示される

例えば、「iPhone」と入力すると、海外のツイートがかなり表示されますが、「日本語」を選択することで以下のように海外でのツイートを除外するこができました。

日本語のツイートを抽出

どういったワードと一緒にツイートされているのかを把握する

このように「高度な検索」を使いことで、複数ワードの組み合わせや除外するワードの設定、ツイートされている言語を絞り込み、精度の高い検索結果を得られることができます。

この検索の機能を有効に活用して、自社イメージや製品についてツイッター上でどのように語られているか、その傾向を判断することもできます。その場合、”多分こう思われているだろう”というワードとともに検索してもいいですし、商品名などを検索し、そのツイート中で一緒に語られているワードの傾向を読み解くことで、世間での実際の評価を知ることができます。

時には、厳しい意見も多くツイートされている場合もあると思います。しかし、そういった消費者の生の声が、改善のためのアイデアとなることも少なくありません。

Twitterに関しては、いろいろな解析ツールがリリースされていますが、公式で提供されている「高度な検索」を使って、手軽に色々と情報収集をしてみてはいかがでしょうか。