こんにちは。アクトゼロ田中です。
WEB担当者の方は、色々と時間がなく大変ですよね。
今回はGoogle Analyticsでの時間短縮方法をご紹介します。
名づけて!
『これだけ見ておけば安心!Google Analyticsの6項目』
早速見てみましょう。
セッション V.S. ページビュー数
まずは、Google Analyticsを開いた最初のページで見ることができるものです。
セッションとは、訪問者がそのサイトを閲覧し、回遊し、離脱するまでの事です。つまり、Aさんが同じサイト内で何ページ閲覧しようと、1セッションとしてカウントされます。
ページビューとは、単純にページが閲覧された数です。Aさんが同じサイト内で5ページ閲覧したら、5PVとなります。これは簡単ですね。
このセッションとページビュー数を同時に見ることができます。下記図のようにプルダウンを設定してください。
これで日時の推移を見ることができます。
新規セッション率 V.S. 直帰率
こちらも、最初のページで確認できます。
プルダウンから、「新規セッション率」を選び、対して「直帰率」を選んでみましょう。
新規セッションに関しては、全セッションに対する新規の割合です。
ユーザー>行動>新規とリピーター
上記では、ユーザー数(UU)に対する新規のユーザー数が出てくるので、少々意味合いが異なります。
エクスポートする際に、リピーターの数は日別で出てこないので、
先にUU数をエクスポートしておいて、新規ユーザー数を引くと、リピーター数がでます。お試しください。
集客>サマリー
どこからサイトにたどり着いているか?はどんな業種でも気になりますよね。
その割合をざっと円グラフで見られるのが、ここのサマリーです。
Organic Search : 自然検索
Direct : 直接アクセス(※1)
Referral : 被リンク(※2)
Social : ソーシャルメディア
Paid Search : リスティング広告
Display : ディスプレイ広告
(Other) : その他
※1 直接URLを入力した際や、ブックマークされている場合など
※2 他サイト(ドメインが異なれば、すべて他サイトです)にリンクが貼られ、それを経由している場合
ここで、自然検索の割合が高くない場合、特別な非公開サイトでない限り、
SEOのランクがかなり低いと予想されます。
上記のような形で、問題点をある程度把握することができますね。
集客>参照元/メディア
続いては、この集客元をもう少し詳しく見ていきます。
例えば、
google / organic でしたら、Googleからの自然検索となります。
近くにYahoo! もあるのではないでしょうか。
ここを見ることで、GoogleとYahoo!の割合を確認することができ、面白い発見ができるかもしれません。
行動>すべてのページ
サイトの中で様々なページがあると思います。
そのすべてのページ内で、ページごとにどれだけページビュー数があるか、直帰率があるか、などを見ることができます。
基本的には、ページビュー数が多い順に並んでおりますので、
「サイト内の人気ページランキング」というような意味合いでも利用できます。
ユーザーの分布>サマリー
サイトを見てくれている方は、男性?女性?年齢は?などを確認できます。
注意: このレポートに関しては、初期設定のままだと見ることができません。
もし、注意書きが出ている場合は、確認の上「有効化」をクリックしてください。
これらの数値は、GoogleがCookieなどの情報を基に推定したものになりますので、正確なデータではございませんが、ある程度信用できます。
一括でレポートにする方法
さて、ここまで、見るべき6項目をご紹介してきましたが、
それだけでは物足りない!という方に、より一層、時短できる方法をご紹介します。
上図にあるように、「マイレポートに追加」をクリックすることで、簡単にレポートを作ることができます。
これで良く使用する項目を登録しておくと、「マイレポート一覧」からすぐに閲覧することができます。
この一覧はすべてをPDFに出力することができます。
PDFでは、画面で見えているものと同じ状態になりますので、便利です。
これで上司に「レポートは?」と言われても、ものの数分で作成することが可能です。
今回は、初級編から1ステップ進んだ設定を含めてご紹介しましたが、いかがでしょうか?
このマイレポートの登録をしておくだけで、サクッとレポートが可能になりますので、ぜひ有効活用してみてください。
アクトゼロ田中