こんにちは。自宅で黒猫を飼っているアクトゼロの高寺です。
我が家の黒猫、ポンすけ。もうすぐ8歳。気まぐれな変わり者です。
そんな訳ですっかり猫派な私ですが、先週、猫に関する、なかなか面白い試算がニュースで話題になりました。
「小判」招く“ネコノミクス”経済効果は2兆3千億円 関大名誉教授試算
国内で飼育されている猫は推計約987万4千匹。宮本氏はこの調査をもとに試算した。 年間のエサ代やおもちゃ代といった日用品、動物病院の費用など、猫の飼育にかかる経費を約1兆1千億円とした。さらに、猫のグッズや写真集の売上高約30億円▽たま駅長とその後継者の「ニタマ」を見ようと、観光客が訪れる地域への効果約40億円-などと計算。これに、ペットショップなど猫に関係する企業や店舗の売り上げ増加や、従業員らの収入増加による波及効果も加え、猫が総額約2兆3162億円をもたらしたとした。
(産経新聞 2月3日(水))
猫がもたらす効果が2兆3千億円…。ちょっと俄には信じられない数字ですが、猫はいわゆる”数字”を持っている動物の位置を築きつつあるようです。
たま駅長で有名な和歌山電鐵。初代たまは昨年亡くなり、今は2代目が活躍中。
猫はネットにおいても常に人気ある存在
以前公開した記事(2015.09.02 UIが言葉を超えた「ねこあつめ」)でもお伝えしましたが、インターネットユーザーと猫はなぜか非常に相性が良いと昔から言われています。特に2ちゃんねるなどの匿名掲示板では昔から定期的に猫に対して好意的な話題が取り上げられたり、アスキーアートと呼ばれる、文字組で作ったイラストのキャラクターには昔から猫をモチーフとしたと思われるものが多くあります。
ちなみに犬と猫で比較すると、今日の段階では、google検索で「犬」というキーワードでは約9020万件(2015年9月比で約5%の増加)の検索結果があり、「猫」というキーワードでは約2億2800万(2015年9月比で約38%(!)の増加)となっており、犬の2.5倍以上の情報がインターネットに公開されていることが分かります。
また、キャットフード「フリスキー」のメーカーが調べた結果、インターネットの全トラフィックのうち15%は猫関連だと推定されるという結果もあるようです。(参照:インターネットに猫ばかり氾濫する理由)
猫はネット上においても”数字”を持っている動物のようです。
バナー広告のクリエイティブでの事実
では、何故、猫がネットユーザーと相性が良いのでしょうか?残念ながら、この理由を裏付けたデータや資料は存在せず、正直分かっていないのが現実です。(私自身も説明することができません…。)
ですが、先日、弊社が出稿したFacebook広告の案件を通して経験した、客観的な事実に基づき、猫がネット上で数字を持っていることの証明をご紹介します。
現在も進行中のものなので、詳しい数値・クリエイティブ等につきましては控えさせていただきますが、ある一定期間の間、猫をクリエイティブの主役に使ったバナー画像を用いた広告キャンペーンを打ちました。
※イメージ
このキャンペーンが終わった後、続いては犬をクリエイティブの主役に使ったバナー画像を用いた広告キャンペーンを打ちました。
※イメージ
そして事後、両者の結果を比較した時、明らかな差があったのです!
コスト(結果(ページヘのいいね数)を獲得した単価)において猫は犬の約40%のコストで済み、結果レート(結果をインプレッション数で割った数)が、猫は犬の約500%という驚異的な結果を打ち出していたのです。つまり、コストにおいては猫は犬の半分以下、結果レートに関しては猫は犬の約5倍の結果を出していました。
勿論、動物の種別以外の方面からのクリエイティブの差や、同一期間に行った訳ではないので時期要因もあったのかもしれないので上記の結果が絶対ではありませんが、今回、弊社が実施したキャンペーンにおいては予想以上に効果の差が生じていました。犬猫以外にもクリエイティブの異なるバナーを複数種類出稿していましたが、その他のものと比べても問答無用で最も効率的に結果を出したチャンピオンクリエイティブでした。今後、社内では猫の種類(アメショ・スコティッシュ・三毛・黒猫など)によるABテストを行うことも検討中です。
当社ではコンバージョンを生み出すための広告施策やクリエイティブ等について、絶えずPDCAを回しながら改善・研究を続けています。広告のクリエイティブにおいて「猫」以外の勝ちパターンがデータとして見えた時、またお伝えできればと思います。
ネットでプロモーション施策を企画する場合、ネタに困ったら、「猫の手を借りる」ことが手段の一つであることは、冗談ではないのかもしれません!