リスティング広告「広告掲載順位はどうやって決まるの?」- 概要編

こんにちは。アクトゼロ田中です。
年始めで心機一転!「リスティング広告を始めたいな」「今年はリスティングを更に強化するぞ!」とお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんなやる気満々の方のお役に立てるよう、『リスティング広告』についてお話していきたいと思います。ちょっと複雑なので、4回に渡って書いて参ります。今回は概要編です。ちなみにGoogle Adwordsを中心に記載していきますのでご了承ください。
※リスティングの基礎知識に関してはこちらの記事をご参照ください。
今さら聞けない!リスティング広告って何?

リスティングで1番上に表示されたい

どうせ広告を出稿するのであれば、可能な限り上に表示させたい!と思いますよね?もちろん上に表示される、ということはお客様の目に触れる機会が多いということです。
4回に渡って書いていくのですが、「広告順位を上げる方法は何か?」という答えを先に書きます。ズバリ3点あります。

1. 品質スコアをUPさせる
2. 上限クリック単価(入札単価)をUPさせる
3. 見込み効果をUPさせる

今回の記事では、概要をお話させていただき、2回目以降で上記3点を詳しく紹介していこうと思います。

どうやって広告の掲載順位が決まるの?

20160105_2広告の掲載順位は上記のような公式で決定されています。つまり、単純に入札単価を上げただけでは順位は上がらないのです。むしろ、「品質スコア」を上げる事で、入札額が低くても上位に表示されることもあります。また、もう一つ重要なのは「見込み効果」です。この「品質スコア」と「見込み効果」に関しては、次回の記事で詳しく説明させていただきますので、今回は割愛します!(ぜひ次回も見て下さいっ!)

広告がどこに表示されるのか?おさらい

20160105_4上図のように、掲載順による表示場所は決まっています。①~⑥までがリスティング広告で、番号順が順位です。※印部分は最近良くあるGoogleショッピングの商品リスト広告などが表示されたりします。こちらはリスティングとは別次元で動いている広告になります。

20160112_4GoogleとYahoo!により、掲載位置に違いがあります。また、スマホの見え方はPCとも違いますね。これらの順位がもっと低いものに関しては、検索結果の2ページ目以降に表示されます。つまり、Googleの9番目は2ページ目の一番上(④の位置)に来ます。最下位位が表示されない、ということはなく、1~8 位は検索結果ページの 1 ページ目、9~16 位は 2 ページ目、以降同じように続きます。

掲載順位の決め方の概念

ちょっとわかりづらいかもしれませんが、「広告とはどうあるべきか?」ということを追求してGoogleなどのシステムが成り立っていると考えるとなんとなく理解できるのでは?と思います。

20160112_4例えば「手作りチョコ」と検索したら、その商品にもっとも該当する広告がクリックされやすい状況が好ましいはずです。この検索でユーザーが知りたいのは恐らく「チョコのレシピ」や「手作りキット」ではないでしょうか。この場合、既成品の「有名パティシエ監修の高級チョコ」は求めていないはずです。「有名パティシエ~」が「手作りチョコ」というキーワードを設定していたとしても、ユーザーの需要と合致していない可能性があります。そのため「有名パティシエ~」がいくら高い金額を入札していても1位になれない可能性があるということです。
ここをGoogleなどの検索エンジンは見極めて、ユーザーが求めているものに近いものの広告順位を上げる、というシステムになっています。

 

次回は「品質スコア」に関して、もうちょっと詳しいお話をしていこうと思います。
アクトゼロ田中