待望の英語に対応「ねこあつめ」

こんにちは。アクトゼロの高寺です。

昨日は文化の日・祭日でお休みだった方も多かったのではないでしょうか。昨日、我が家には私の妹が2歳半の姪っ子を連れて遊びに来ました。我が家の黒猫、ポンすけは、行動が読めないこの姪が苦手で、冷蔵庫の上や、レンジの横など、子供の手に届かない場所にずっと隠れていました。彼にとっては災難な一日だったのかもしれません。

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さて、以前、スマートフォン向けゲーム「ねこあつめ」についてお伝えしました。(参照:2015.9.2 UIが言葉を超えた「ねこあつめ」)「ねこあつめ」は、庭先に遊びに来る猫たちを眺めるという、非常にユル~いゲームで、海外語版に対応していないにもかかわらず、日本以外の海外でも人気を集めているゲームです。言語がわからなくても直感的に理解できるような、インターフェースが簡単であることからそうした人気を集めたといえるでしょう。

20151104_14ねこあつめ http://hpmobile.jp/games/neko/

そんな「ねこあつめ」が10月30日にアップデート版が公開され、遂に英語対応しました。

早速、英語で表示させてみます。最新版にアップデートして起動し、「せってい」の画面には「English」のボタンがあるので、そちらを選択します。
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すると、アプリが再起動します。おぉ!タイトルが「Neko  Atsume Kitty Collector」になっています。日本語版では、「Nyaw Loading…」だった文章も、「Meow Loading…」と、日本語で「ニャー」にあたる「Meow」が使われていて海外対応しています。
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メニュー画面も勿論、全部英語対応になっています。ゲームでは、ねこたちが遊んだ後、お礼に「にぼし」を置いていってくれ、そのにぼしがゲーム内での仮想通貨になって、様々なグッズが購入できるのですが、さすがに「にぼし」は日本特有なもののようで、「Fish」になっています。

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 ねこたちの名前は、日本語版では「しろねこさん」「くろねこさん」のような名前なのですが、素直に「白猫」「黒猫」を翻訳するのではなく、色や柄に併せたニックネームになっています。日本人だと白猫の色から連想して「ゆきちゃん」などと名付けるような感覚なのでしょうか。

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その他にも、柄や特徴によって、ニックネームが付けられています。

 みけさん:Callie(三毛猫:calico)
しまみけさん:Tabitha(トラ猫:tabby)
ぽいんとさん:Marshmallow(ポイント猫:pointed)
まんぞくさん:Tubbs(おけ・たらい:Tubs) など

 最後の「まんぞくさん」は、置いているご飯を全部たいらげてしまう大きな猫なのでそんなニックネームなのでしょうか。

面白いところでは、「たてじまさん」という、野球ファンで縦縞の服を着た、恐らくあの虎のプロ野球チームファンのねこは、Joseph DiMaggioという、昔活躍したニューヨーク・ヤンキース(ユニフォームが縦縞!)の有名な選手もじったニックネームだったり、「あめしょさん」は見た目そのままですが、世界的に有名なあの歌手に似たニックネームになっています。

20151104_11今回のアップデートで購入できるグッズも追加され、部屋の「もようがえ」にも新たに「カリカリ西部劇」が追加され、新しい配置が楽しめるようになっています。
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早速、海外のユーザーからも喜びの声が上がっているようです。

・西洋のユーザーのために、彼らがカウボーイハットとハンバーガーを追加してくれたことを嬉しく思う。

・良かった。娘はこのゲームが好きなんだ。彼女は日本語でこのゲームを遊んでいる。

・なんだか日本語でプレーすることを良い経験だったように感じてしまった。何て書いてあるのか全く分からないけど、遊べるんだから。

・↑同じく。英語でプレーすることを奇妙に感じる。でもようやくなんて書いてあるのか理解できる。(笑)

http://blog.livedoor.jp/kaigainoomaera/archives/45871372.htmlより抜粋引用

このように、ただ日本語版をそのまま翻訳するのではなく、英語を話す人達にとって楽しめるような内容で 英語対応されており、海外の人にとってはより楽しめる内容になっているようです。操作方法などのUIが非常に簡単だったため、直感的に楽しんでいた海外の方にとってはようやくしっかりプレイ内容が理解でき、よりファンを増やしていくのではないかと思います。