こんにちは、アクトゼロの山田です。Facebookのニュースフィードに表示される広告、スマホであればそこまで気になりませんし、結構自分に当てはまる内容のものが多いと感じませんか?
インターネット広告において、ソーシャルメディア広告とりわけ、Facebook広告は以前にもまして、勢力を拡大してきています。
とはいえ、DSP広告や検索連動型の広告(リスティング)ももちろん現役バリバリな訳ですが、勢力を拡大する理由というのを少し考えてみたいと思います。
1.詳細なターゲット設定
例えば、「神奈川県に住む既婚の女性」だけに見て欲しい、もしくは「○○大学を卒業した30歳の男性」だけに見て欲しい、というようなピンポイントなターゲットにアプローチしたい場合、Facebookは非常に有効な手段になります。何気なく登録している様々なプロフィール情報や繋がっている人や企業を元に、細かなセグメントを行うことができるのがFacebook広告が注目される最大の理由と言えます。そのため、広告予算を効率的にターゲットとの接触に分配でき費用対効果の高い広告となっているのです。
冒頭でも少し触れましたが、Facebookを見ていると、転職の広告、化粧品の広告、または住んでいるエリアに関連する広告などを良く目にしませんか?これは、全ての人に表示されているのではなく、利用者の情報を参照して表示されています。
年代や性別が異なる方と、タイムライン上の広告を見比べてみると一目瞭然。驚くほど細かく設定されていることに気付くはずです。年齢、性別、エリアはもちろん
2.利用者数、配信面の増加で接触機会が増大
注目される2つ目の理由に利用者数の増加が挙げられます。これまで、テレビや新聞、もしくは雑誌などを見ていた時間が、どんどんインターネットの利用に割かれるようになっています。
当然、時間は有限ですので、利用時間が増える=インターネットの影響力が大きくなるとも言えます。そのインターネットにおいて、SNSの利用時間が増えてきていることが、Facebook広告に代表されるソーシャル広告の重要性を高めた要因です。中でもFacebookはニュースフィードだけではなく、外部サイトへの配信など“面”が増えていることも大きく後押ししいていると考えれらます。
つまり、様々な媒体に投下していた広告予算を、影響力が高まっているインターネット分野により多く投下しようという動きがあり、その中でも接触機会の多いFacebookが注目されているという流れです。
インターネットの利用のデータなどは、過去の記事(http://www.actzero.jp/social/report-11229.html)をご参照ください。
3.様々なメニューで動画広告まで対応
Facebookの広告というと、Facebookページへのいいね!を獲得するものといったイメージを持っている方が多いかもしれません。
しかし、今では、外部サイトへの送客はもちろん、購入(コンバージョン)目的のメニューや動画を使った広告メニューなど、Facebook内で完結しないものが非常に増えています。
特に最近では、動画広告のニーズが高まっていることから、YouTubeのインストリーム広告などと同時に使用したり、あるいはFacebookページのエンゲージメントを獲得するために、あえてFacebookのみで展開するケースも増えています。このように、自社サービス内で完結しない多種にわたる広告メニューが、重宝されている3つ目の理由です。
3つの理由を見てきましたが、そもそも利用者数が増加しているためアプローチできる母数が増えてきていることに加え、登録情報が実在の人物のものといい点。それによって、“期待する成果”に対する達成確度も高くなるのです。
同時に、クリエイティブの面でも、様々なコンテンツに対応することで、バナーを入り口に購買に繋げる施策から、動画を使った商品の認知施策まで、様々な目的に対応しているとも言えます。
当然、クリエイティブの質も問われるため、効率的な運用とクリエイティブをセットに考える必要はありますが、ベストな組み合わせが見つかれば最強の手段であることは間違いなさそうです。
もし、今現在、リスティングやDSPで行き詰っているとしたら、Facebook広告というのがひとつの打開策になるかもしれません。
アクトゼロ / 山田