こんにちは。アクトゼロの田中です。
「Instagram」が流行っているというウワサを良く耳にしますが、いったいどの程度流行っているのか、調査してみました。
調査に利用したツールは、おなじみですが「Google Trends」です。調査したいキーワードの検索数をグラフで示してくれる便利なツールです。特定の国や期間に絞ったグラフを見ることができるため、その名の通り、トレンドを知ることができます。
その「Google Trends」で「Instagram」と比較対象として「Twitter」を調べてみました。
さて日本の結果がこちらです。
■日本
Instagramが流行っているとは言え、Twitterには及ばないんですね。自分が感じている感覚とズレがあったことに驚きでした。確かに、Instagramは若い女性に人気ということもあり、人気が集中しているのかもしれません。「Google Trends」では”女性”だけでの絞込などができないので、先ほどの説は確証が持てないのですが、カテゴリを指定することができ、カテゴリ別にそのキーワードの出現率を見ることができます。その機能を使うと「ファッション、スタイル」などの元々女性に人気のカテゴリでの伸び率が高いので、女性に人気であることが予想できる、という裏付けは取れました。
さて、変わって海外の事情を同じく計測してみました。
■アメリカ合衆国
■イギリス
■イタリア
■フランス
■中国
日本以外の各国では、Twitterに並んでいる、またはイタリアは追い越していました。他の国でも流行しているのがわかります。日本は「Instagram」というキーワード単体だと2013年頃から急激な伸び率なのですが、Twitterには及ばない、という印象でしたが、各国ではTwitterの減少に反比例しているようにも見えます。ただこちらの「Google Trends」のデータはあくまでも「検索された数」なので利用ユーザー数ではありません。ご注意を。
最後に、全体での推移を見てみました。
■全ての国
全ての国での結果はInstagramがTwitterに迫っておりほとんど差がありません。やはり世界的に流行しているようです。機能もどんどん追加されていきますし、確固たる地位を確立しつつあるInstagramは今後も成長していくでしょう。世界的にこのような流れができているということは、日本も例外ではなく成長スピードは目を見張るものだと容易に想像できます。
今後も定期的にこのような調査を行い、日本の動向だけではなく世界的な動向を考察していこうと思います。