Instagramの写真は購買意欲の差を生むのか?

こんにちは。アクトゼロの田中です。EC畑の出身であることを生かして、ECに関わることで自主調査してみました。お付き合いくださいませ。

「Instagramの写真はオシャレ!」となんとなく感じている方も多いかと思います。そこで、その写真にどれだけの「オシャレ度」の差があるか?ということをEC目線でお話させていただきます。

 

■写真を比較

・スマートフォンカメラ(プリインストールアプリ:XperiaZ1)

・Instagram(上記スマートフォンにインストール)

・一眼レフカメラ(Canon IOS Kiss X5)

筆者のカメラの腕前は”超”がつくほどの初心者ということだけご了承ください。

 

まずは、通常のスマートフォンに元々インストールされているカメラアプリで標準設定にて撮影した写真がこちらです。

 DSC_0533

ピントが合わせづらく、平面的な印象になってしまいました。人の目で見ている実際の万年筆に近く、万年筆の形状などもよくわかる写真です。

 IMG_5868

続いて、一眼レフカメラで撮ったものがこちら。オート機能で撮影しています。1点にピントが合い、プリインストールカメラアプリよりも万年筆のカッコイイ感じが出たかと思います。

 IMG_20150804_091726

そして、Instagramがこちらです。Instagramならではの加工を施してみました。加工はとっても手軽で直感的にできますし、最終的な画像を確認しながら加工できるところが初心者には嬉しい機能です。

 

このように画像を比較してみましたが、同じ物を撮影しているのに各々の印象にかなりの差がでました。

Instagramに関してはどんな写真でもカッコ良く撮影でき、写っている物のイメージをより色濃く出すことで印象的な仕上がりになります。今回は万年筆を撮影してみたので、ビンテージ感を出すように心がけてInstagramの加工をしてみました。

万年筆の場合、実用性よりもオシャレ度の方が高いこともあり、Instagramで撮影した方がイメージは伝わりやすいと感じました。

 

ECサイトの場合、Webページ内で商品のイメージをどれだけ伝えられるか?ということが重要になります。そこでInstagramを使用することにより、インパクトのあるイメージをユーザーに残すことができます。つまり、カッコイイものはよりカッコ良く、オシャレなものはよりオシャレに伝わる、という形です。特にInstagramを見ているユーザーはオシャレの興味関心が高いため、そのようなユーザーへのアプローチとしてはぜひ行うべき施策です。

Instagramは単なるソーシャルメディアではなく、購入ボタンの行方もありますしECサイトのサテライト的な位置づけとして今後成長していくでしょう。これからもEC目線でInstagramに注目して参ります。