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3月から改変になったYouTube One Channelへの対応

先々月3月より、YouTubeのチャンネルのデザイン構成が新しいレイアウトに変更になりました。YouTube One Channelと呼ばれる新しいデザイン構成は、ひとつのYouTubeチャンネルがPC・タブレット端末やスマートフォン・テレビ等、様々なデバイスでの視聴を意識したものとなっています。

YouTube One Channnel

マルチデバイス対応することで、視覚的に一貫したブランド訴求ができるだけでなく 、動画の管理も分かりやすく表示させることができるようになりました。また、サイドバーにユーザーが登録しているチャンネルやおすすめチャンネルが掲出されるようになっていて、好みのチャンネルを自由に訪問できるようになっており、テレビのチャンネルを切り替えるように動画が視聴できたりと、ユーザー側にとってもメリットがあります。

実際にYouTube One Channnelを設定してみる

まずは、試しにYouTube One Channelを設定してみましょう。テスト対象は弊社のYouTubeチャンネル。これまで弊社のブログにオリジナル動画を掲載したい時のアップロード先や、YouTubeのTrueView広告出稿用の動画置き場として利用してきました。過去のままの設定ですとこのような見た目になります。

 http://www.youtube.com/user/ACTZEROInc

IDとPWでログインすると、YouTube One Channleへのアップグレードが案内されますので、そのまま「新しいデザインを使用する」をクリック。

すると、プレビュー画面を基にした、カスタマイズのフローが表示されていきます。ガイドに従いながら、諸々の設定を進めていくと、TouTube One Channelに変更することができます。

今回の変更で、最も大きな変化が、「チャンネルアート」と呼ばれる、チャンネルのイメージを伝えることができる画像バナーを冒頭に設定することができるようになった点です。これまでは、背景画像を工夫することでしか、デザイン的にチャンネルの独自性を演出できませんでした。今回の改変で、facebookでいうとカバー画像と同じようなものが設定できるようになりました。

このデザインのレギュレーションは、次のようになっています。多くにユーザーにとって、現状ではPC・タブレット・スマホでの閲覧が中心だと思いますが、テレビでのYouTube視聴も意識した設定となっています。

 チャンネル アート ガイドライン

こちらのレギュレーションに沿って、弊社のイメージを訴求する画像を作成しました。弊社には様々なジャンルのデザインを得意とするデザイナーが多数居りますので、デザインが必要なときには機動性よく対応できるのが強みです。

 こちらの画像をjpegで書きだしてアップロードすれば、プレビュー画面が表示されます。

 チャンネルアイコンを別途準備して設定してやれば、一通り、見た目の準備が完了します。

チャンネルアート上に、webサイトやSNSのアカウントにリンクを張ることができます。URLなどの設定をすれば、チャンネルアート上に、リンク先のアイコンを表示させることができます。

チャンネルの冒頭に、そのチャンネルはどんなチャンネルなのかを紹介する「チャンネル紹介動画」を設定することができます。チャンネルを訪問すると、まずはこの動画が再生されます。自チャンネルに登録されている動画の中から設定することができます。弊社の場合、取り急ぎ、数年前に自社のサービスを「PikaPika」と呼ばれる手法で紹介した動画を設定しておきました。

スマートフォンでチャンネルを視聴してみましたが、意図通り、きれいに表示することができていました。

 このようにして、弊社のYouTubeチャンネルは、YouTube One Channelに対応することができました。設定とデザインは比較的容易に行うことができますので、既にYouTubeチャンネルを開設していて、まだ旧デザインのままの場合には、早めに移行させた方が良いと思います。