3D HD YouTube

YouTubeで気軽に3D映像変換を楽しむ

ゴールデンウイークが開けた月曜日!仕事に手がつかず、休みボケしていたりしませんか!? 今年は日取りがよく、最大で9連休ということで、旅行に帰省にと遠征した方も多いのではないでしょうか。中には、家でゆっくりとテレビやインターネット・ゲーム三昧とインドア派な方もいらっしゃったと思います。

私は遠くには行かず、自宅と都内で過ごした連休だったのですが、そんな中、インターネットでYouTube動画を視聴していて気づいたのが、動画の多くに「3D」 ボタンが設置されていたことです。

かつてからも3Dに対応したYouTube動画はテスト的に公開されていたことは知っていましたが、調べてみると、先月4月から、自動的に2DのHD動画を3D表示する設定が標準装備になったようです。(制作者側での設定が必要です。)

How we’re making even more 3D video available on YouTube 2012.4.5
CNET YouTube、3D動画への変換機能を一般視聴者に提供 2012.4.6
WIRED YouTube:全HD動画で3D切換可能に 2012.4.10

動画の設定メニューの中の、「3D動画」の部分を設定すればOK。 

YouTubeのサーバー側で自動的に変換を行うようです。
1分30秒のテスト動画で、設定してから約25分後には3D表示できるようになりました。

 3D表示には、昔懐かしい色つきセロファンを使ったメガネや、すっかりお馴染みとなった3D映画/テレビで利用する専用メガネが必要なバージョンだけでなく、裸眼でも観られる形式にも対応しています。

裸眼で観られる形式とはいっても、左右に数ピクセルずらした画像を、遠くを見る感じでぼーっと眺めるとやがて立体に見えるという形式のもの。(参考:裸眼で立体写真を見る(平行法&交差法)の訓練ページ

静止画写真でははっきりと3Dが分かるのですが、正直、YouTube動画では奥行きを感じることがあまりできず、微妙と言わざるを得ませんでした・・・。3Dに対応したテレビやディスプレイで観れば、また印象が異なるのでしょうが。

3D動画はどうしてもエンターテイメント系のコンテンツのためのものという印象が強く、いろいろ機会は伺っているのですが、ビジネス映像の世界では有効に活用できるシーンはなかなか難しいのが現実です。3D映像のポテンシャルは高いと思っているのですが・・・。

一時期の3D映画・テレビのブームも落ち着いた感がありますが、YouTube動画の数だけ、3D映像のコンテンツが増えると考えると楽しめる機会が多くなるといえるでしょう。

Photo By M4D GROUP