アクトゼロの藤村です。火曜日のプランナーズブログをお届けします。
米Twitterは、先週なかほどから「コメントしてリツイート」(retweet with comment)という新機能を一部ユーザーにテストリリースしています。
今週は、実装確率がきわめて高そうな「コメントしてリツイート」機能についてご紹介します。
「コメントしてリツイート」とは?
現在リツイートの方法は、該当ツイートをそのままタイムライン上に転載する「リツイート」と、ツイート文を自らのツイートエリアに引用して投稿する「引用ツイート」の二種類が用意されています。
「引用ツイート」を選択すると、立ち上がったツイートエディターには、予めクォーテーションマークで括られた原文ツイートが用意されている仕組みです。
この場合、引用されたツイートにもTwitterの140字ルールが適用されています。
つまり従来の「引用ツイート」では、元ツイートが長文の場合、下記のように残字数が圧迫されて、続く自由なツイートに支障をきたす場合がありました。
今回のテストアップデートでは、リツイート元のツイートをTwitterカードで表示することで、140字という制限文字数をフルに使用することができるようになります。
下記は、techcrunchから引用した、実際のテスト画面のスクリーンショット。
Twitterカード自体はVineやYoutubeの共有で既に馴染みのある仕様ですので、特にユーザーにとってストレスになることもなく、このまますんなり本実装となりそうです。(Twitterオフィシャルは本件について、現時点でのコメントを控えているようです)
さいごに
先月リリースされた新機能「ミュート」は、テストリリースが報じられてから約2週間後に、正式導入が発表されました。
このスピード感が本件にも適用されるのなら、7月の第2週頃には、140字をフルに使ったリツイートが可能になるかもしれません。