アクトゼロの藤村です。火曜日のプランナーズブログをお届けします。
今年に入って、LINEのスタンプ市場が一般に公開されたニュースが大きく話題となりましたが、いよいよスタンプの登録受付が開始されました。
LINE Creators Marketに登録する
スタンプ販売には、LINEアカウントに紐づけた会員登録が必要になります。
https://creator.line.me/ja/にアクセスし、アカウントに使用したメールアドレスとパスワードからログイン。
アクセス権限を許可します。
アクセス許可後、登録に必要な情報を入力します。
必須項目は業務形態、社名(個人名)、居住国、住所、電話番号、メアドです。
必須項目を入力し、リターンメールのURLにアクセスすると、クリエイター登録は完了です。
こちらがクリエイターのマイページ。
ここからスタンプの登録や販売、売上の入金などの各種手続きが行えます。
スタンプを販売する前に、もう一度おさらい。
スタンプは40種類を1セットとし、単価100円での販売となります。
販売国は日本、タイ、台湾、インドネシア。
入金は売上総額10,000円以上から可能ですが、50%のLINE分配があるため、200セット以上の購入が必須です。
審査ガイドラインは以下の通り。
- 商標、著作権、特許権または画像に使用されているサードパーティの条件に違反しているもの
- 権利の所在が明確でないもの(二次創作など)
- 肖像権があるもの(人物の顔、似顔絵など)
- スタンプを購入するために個人情報/IDを提供する必要があるもの
- 個人的な利用の範囲を超えて、第三者へ無償・有償で提供する目的であるもの (企業キャンペーンなどにより、来店者へスタンプをプレゼントするなど)
- アプリ・サービスなど企業の宣伝を目的としたもの
- チャリティーや寄付を募るもの
企業×LINEのビジネスモデルは、もっと簡易な「マーケット」へ
これまで、企業がビジネスツールとしてLINEを起用する上で定石となっていた「スタンプ戦略」は、ユーザーに引きの強いスタンプを無料のインセンティブとして掲げ、友達登録をコンバージョンとするスタイルでした。
FacebookやTwitter同様、企業と個人がアカウントで繋がることで、定期的に情報をプッシュするためのファン獲得施策です。
ところが今回、集客ツールであったスタンプを自由に売買できる市場が開かれたことで、ひとつのマーケットとしての利用価値を見出すことができるようになりましたよね。
キャラクターやスタンプそのものに価値を付加することができれば、LINEは直接的な利益を生む販売プラットフォームとして、新たなビジネスモデルを確立することになりそうです。