金曜日のプランナーズブログをお送りします。アクトゼロの黒沼(@torukuronuma)です。
今日は米国で行われたバイラル動画キャンペーンをご紹介します。
公開後3日しかたっていませんが、動画再生数は1,000万再生を超え今も拡大は止まりません。
「世界で最も過酷な仕事」の求人をめぐる応募者と面接官とのやりとり
動画冒頭、「私たちは最も過酷な架空の求人募集を作った」とスタートします。ビデオチャット越しの面接官と応募者との会話のみでこの動画は進んでいき、徐々にその仕事の概要があきらかとなっていきます。
・ほぼ立ちっぱなしで、体の丈夫さが要求される仕事であること。
・24時間週135時間の無期限労働の労働であること。
・「どこか座って休憩できる場所とかないの?」「休憩を取りたいということですか?残念ですが、休憩時間はありません」
・昼食を取るなら、他の人の昼食が終わってからです。
・高度なネゴシエーション能力が必要で、医学・金融・調理のスキルが必要です。
・時には夜通しで取り組まなければいけない可能性があります。
・感謝祭の日も、クリスマスも新年も、業務上の必要があれば休みはありません。
ここまでのやりとりを聞いた後、求職者は口々に「そんな仕事無理に決まってる」「狂ってるよ」と答えます。更に過酷な条件の提示は続きます。
・仕事上の意義深い人間関係や、そこから生まれる価値が給料以上の価値を働く人に与えます。
・給与の支払はありません。完全な無償奉仕です。
もはや「絶句」する求職者に、面接官は語りかけます。
「もうすでにこの職業について働いている方がいます。
実際に10億人がこの職業についています」
そして明かされるその職業の正体
その人は「母親です」。その答えを聞いた求職者の間に笑みが浮かびます。
「たしかにそうだ!24時間休みなしで!」
「お母さんはほんとに凄い」
「ほんとに、ほんとに凄い…」
最後の求職者の目には涙すら浮かびます。
そして、動画の最後にcardstore.comからのメッセージがあらわれます。
「母の日、メッセージカードを送ってみませんか?」
cardstore.com=メッセージカードを扱うオンラインストアによるバイラル動画だということが明かされます。
公開後わずか3日で15,000ツイートを超えるバイラルが行われました。母の日を目前にして、改めて母親のすごさを認識し直し、感謝のツイートが進んでいる様子がわかります。まさにベストなタイミングで投下された、バイラル動画キャンペーンでした。
みなさんは母の日何を送りますか?
黒沼 透(@torukuronuma/アクトゼロ)
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