Vine VineClient

もっと凝った動画をVineに公開したい!PCから投稿する方法

6秒間の短尺動画でコミュニケーションを行うSNS、Vineが最近何かと話題に上がります。弊社ブログでもこれまで度々お伝えしてきた通り、徐々にネット・スマホユーザーにも浸透しつつあり、企業のプロモーションでも活用されるシーンが増えてきています。(参考:「Vineによるプロモーション最新事例をパターンで整理してみた」2014.3.12) 

基本的に、Vineで動画を投稿するには、Vineが公開しているスマートフォンのアプリで撮影し、スマホからアップロードすることで行います。(下の画面は、Vineアプリで撮影中の様子)

20140326_09

公式のアプリでは、過去に撮影した動画をアップロードしたり、映像に対して、例えばトイカメラ風やセピア調といったようなエフェクト(効果)を与えることができません。こうしたことをスマートフォンで行いたい場合には、サードパーティー製のトイカメラのアプリと、Vineに動画を投稿するアプリ(iOS用アプリ:Upload Custom Video to Vine)を利用しなければなりません。(詳しくは「Vineにアップロードする動画はこのアプリで撮ろう!おすすめ4選。」(APPBANK 2014.2.7)をご参照下さい。)

このようにVine動画の投稿に凝ってくると、より質の高い動画、例えばPCでしっかりと編集した動画を公開したくなってくるのではないでしょうか。弊社のように、企業のプロモーションでVineを活用するシーンでは、こうした需要が非常に高くなってきます。そんな時に活用できるのが、Chrome用クライアント「VineClient」です。

20140326_01

https://www.vineclient.com/

これは、googleが提供するWebブラウザ「Chrome」の拡張機能として提供されています。Chromeにインストールし、VineのID・パスワードでログインすると、Vine動画の視聴や検索、Revine・likeやコメントの投稿、各種SNSで動画のシェアなど、Vine公式のスマホアプリでできることの殆どがPC上から行うことができます。

20140326_05

「VineClient」が公式のものと最も異なる点は、”PCからVineに動画をアップロード・投稿できる”こと。PCのソフトウェアで手の込んだ編集を行った動画をVineに公開することができます。試しに、私自身のVineアカウントに、「VineClient」から動画を投稿してみましょう。

まずは、Vineに投稿したい動画を準備します。編集ソフトで動画を編集し、アスペクト比(縦横の比率)を1:1、つまり正方形の動画を準備します。多くのファイル形式(3GP, 3GP2, AVI, FLV, M1V, M2V, M4V, MKV, MOV, MP4, MPEG, OGG/WMV)に対応しているので、大抵の動画編集ソフトで対応することができます。ファイルサイズは5MB以内、動画の長さを6.8秒以内に収める必要があります。

20140326_02

インドネシア・バリ島で撮影した舞踊の動画を準備。

「VineClient」画面の右上のプルダウンから、「Upload」を選択すると、動画のアップロード画面に移ります。準備した動画を選択し、キャプションの記入、動画のジャンルの選択をして、「Start Upload」ボタンを押せばアップロード開始です。レギュレーションに外れた動画は、途中でアップロードが拒否されてエラー画面が出てきます。ちなみに、短時間の間に、同一ファイルの再アップロードはできませんので、アップロードの際には注意が必要です。

20140326_07

アップロードが完了すると、動画のプレビュー画面が出てきます。
20140326_08

 AndroidのスマートフォンからVineアプリで確認してみましたが、問題なく再生されています。

20140326_10

 このように、PCで作成した動画を、簡単にVineに投稿することができました。これまでスマートフォンで動画を撮影しなければならず、投稿のストックを作るのが難しかった悩みもこれで解消されるのではないでしょうか。

ただ、Vineの面白さは、スマートフォンで撮った素人っぽさや、荒々しさが一つの魅力といえるかもしれません。全てのVine動画がPCで作られたものになると面白みが欠ける可能性もあります。投稿するシーンに分けて使い分けをしたく思います。