祇園祭であえて挑戦する、ソーシャルメディア活用におけるタブー

株式会社アクトゼロでは、明後日7月15日から京都で行われる祇園祭を、Ustreamのライブ中継と連動する形でFacebook上で情報発信を行っていきます。

Ustream中継は弊社高寺、Facebookは私山田が現地からライブ更新する予定です。折角のFacebookページですので、「こんなところが見たい!」「ここはどうなってる?」といったコメントを、ぜひご投稿ください。

京都祇園祭 (Kyoto Gion Matsuri) LIVE ON USTREAM Facebookページ

Ustream中継は昨年も行っていますが、今回初めてFacebookと連動するスタイルに取り組みます。折角Facebookを活用するのだから、いわゆるソーシャル上でタブーとされるところに挑戦してみようと思っています。それは、祇園祭と言う伝統的な祭りを切り口としているからこそ挑戦できると、個人的に思っています。

■継続したコミュニケーションこそがソーシャルネットワークですが・・・

Facebookを含むソーシャルでの展開を考える時に意識しないといけないのは、開設した後に継続してファンとコミュニケーションをとり続けていく必要があるという点です。つまり、開設そのものよりも、開設後の運用フェーズを重視する必要があります。

企業がファンとダイレクトに繋がっているため、直接的なコミュニケーションを行えます。そのため、良質なコミュニケーションを積極的に行うことができると、ファンとの結び付きの強くしたり、情報の拡散性を高めたりといったより高いレベルでの「関係」を生み出すことが可能になっています。

今回は、そのソーシャルネットワークでは当たり前である継続的なコミュニケーションを、断続的なコミュニケーションにすることで起きる、運営者(企業)とファンとの新しい関係値を探りたいと思っています。

■1年に1度、祇園祭で

祇園祭は毎年7月、年に1回のお祭りです。歴史は長く、およそ1100年もの伝統があります。

今回の祇園祭の企画を考えるときに、ひとつのキーワードとなったのが、「1年に1度」という言葉。
普段バラバラの生活を送る人々が、1年に1度だけ、祇園祭というひとつの目的のために集まるという関係性。この祭りでしか合わない人たちが多くいるという、実社会でのひとつの繋がりの形に注目しました。

これは、実社会ではよくある関係ではあるのですが、ネットを中心としたソーシャルネットワークでは、即時性や同時代性ばかりが強調されて、実社会でのこういった関係が持ち込まれるケースは殆どありません。

それだったら、このような実社会での関係性をFacebookに持ち込んでしまおう!というのが、今回の祇園祭におけるFacebookページの趣旨になります。つまり、1年に1回だけ集える場所としてのFacebookページを構築するということです。

■リアルをそのままソーシャルネットワークに持ち込むということ

実社会での関係性をFacebook上に持ち込むことは、案外、抵抗感が少ないと思っています。実名登録制であるという前提があり、実社会での繋がりがそのままFacebook上に持ち込まれているケースが非常に多いからです。

「1年に1度、祇園祭を楽しむ人たちが集まるFacebookページがあってもいいじゃないか。」

そういった思いから、Facebookでの祇園祭の企画は始まりました。
去年一緒に楽しんだ人たちが、今年も一緒に盛り上がる。それぞれの生活を送っている人たちが、たったひとつの共通点を持って集まれる場所がある。そんな、Facebookページにできればと思っています。

もちろん、1年に1回しかない祇園祭。すぐに結果が出ないことは分かっています。
何年掛かるか分からない挑戦が、今週末から始まります。 

皆様もぜひ、ご参加ください。