新機能で加速!?ハッシュタグを制するものはインスタを制す

こんにちは、アクトゼロの山田です。
Instagramの一般化が大きく進んで、若い人だけに留まらず、幅広い年齢層に受け入れられ始めています。そうなると、これまではアパレルなどの特定の業界に強いイメージから一歩前進して、他業界の企業にとってもマーケティングツールとして十分にパフォーマンスが期待できるようになると考えられます。

今回はInstagramを活用する上で、基本中の基本となる「ハッシュタグ」について、改めて考えてみたいと思います。

ハッシュタグの基本的な考え方

Instagram内におけるユーザー行動として、ハッシュタグを使って求めている情報を探すというものがあります。
例えば、季節に合わせて洋服を購入する場合、最近のトレンドを知るために「#コーディネート」、というハッシュタグで流行りのものを検索し、その中から、自分の好みに合ったお目当てのアイテムを見つけるといったような使い方をします。他にも、お気に入りの写真を見つけたら、その写真についているハッシュタグから、同じようなものを探すというものもあります。

そういう意味で、ハッシュタグはInstagramの根幹を成す仕組みと言え、投稿を見てもらうだけではなく、投稿からアカウント自体を見つけてもらうということにも繋がります。

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自社の投稿にどういったハッシュタグを付けるかを考える時には、例えば、同業者やターゲットとなる層の有名アカウントが使っているものを分析するのが手っ取り早い方法です。ハッシュタグで検索した時にいい写真が引っ掛かると、他の写真を見たくなり、アカウントページに訪れたり、フォロワーになったりすることも多々あります。

ハッシュタグがフォローできる機能

このハッシュタグに関して、Instagramは“フォロー”する機能を新たに追加しています。
この機能によって、都度ハッシュタグを検索する必要がなくなり、気になるハッシュタグを見つけたら、そのタグをフォローしておくだけで、関連する投稿がフィード上に流れてくるようになります。

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こうした機能が実装されるということは、Instagramもハッシュタグを重視していることが分かり、そのユーザーエクスペリメントを向上させようとする姿勢の表れです。これにより、ハッシュタグの重要度が、今後さらに高まることが予想されます。

Instagramを企業がマーケティング利用する際には、投稿する写真のクオリティは最優先事項では前提としてあります。ただ、前述の通り、運用にけるテクニックとしてハッシュタグの使い方は、非常に重要で、成否のカギを握っていることは間違いありません。今回のアップデートで、フォロワーの多いであろうハッシュタグを付けて投稿することで、より多くのユーザーに投稿を届けられる可能性が広がりました。露出の面で有利になる反面、不特定多数のユーザーに接触する機会が生まれるため、投稿する写真(内容)もその前提で用意しなければならなくなります。単なる一機能の追加に留まらない、比較的影響力の高いものとなるため、注意が必要です。

自社に相応しいハッシュタグを見つけることはもちろん、トレンドとなっているハッシュタグのキャッチアップも欠かせなくなり、運用担当者は少し負担が増えるかもしれません。
しかし、Instagramを使い以上ハッシュタグ避けて通れません。日々刻々と変わるハッシュタグを制するものがInstagramを制する…あながち言い過ぎではないかもしれません。

アクトゼロ / 山田