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【バルス越え?】スマスマ生放送時のTwitterユーザーデータを検証してみた

アクトゼロの藤村です。木曜日のプランナーズブログをお送りします。

今週月曜日、急遽生放送に変更となったフジテレビ系列の『SMAP×SMAP』。
平均視聴率が31.2%、瞬間最高視聴率で37.2%を越え、昨年の紅白歌合戦の視聴率に迫る驚異的な数字を叩きだしました。
連日メディアを賑わせる国民的アイドルの解散報道ですが、Twitterや2ちゃんねる実況のサーバーがダウンするなど、ネットにも大きな影響を及ぼしています。

放送当日、Twitterに投稿された関連ツイートの数やユーザー属性、投稿内容などを検証しました。

時系列分析

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最初に解散疑惑が報道されたのは今月13日。
大きく突出して緩やかに下降するツイート数は、18日のスマスマ放送日に再び激増しています。
終日を通して平均的に話題に上っていた13日に比較して、18日は生放送中の時間帯に同等数の呟きが集中的に投稿されたことになりますので、Twitterサーバーが悲鳴を上げたことにも納得がいきますね…。

デモグラ分析

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興味深いのが属性分析です。
比較的ユーザーが若い世代に集中しているメディアとされているTwitterですが、この件についてツイートした約65%が、30~40代のユーザーという結果になっています。
30~40代といえばまさに“SMAP世代”で、10~20代の青春時代に“青いイナズマ”や“セロリ”“夜空のムコウ”などメガヒットシングルを楽しんできた人たち。
メンバーとも世代が近く、本件に非常に関心が高かったことがわかります。
また、男性アイドルでありながら男性ユーザーの発言率も高く、国民的アイドルの支持層の広さも改めて数字に表れています。

ポジネガ記事数比率

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こちらのグラフは、ツイートに含まれる語句からネガティブ、ポジティブを分類したもの。
解散を避けるニュアンスの内容にも関わらずネガティブツイートが半数を占めているのは、「謝罪させる」「怖い」「傷つける」「恥をかかせる」など、騒動の矢面にメンバーを立たせた事務所に対する不信感を訴える内容が、数多く投稿されたことに起因しています。
また、今後について明言を避けるような言葉選びに対し「あやふやすぎる」「分からない」といった反応が多かったことも、ネガ要素に傾いた理由のひとつのようです。

 

憔悴した様子のSMAPメンバーに心を痛めたファンも多い中、放送直後に会見に対する感想ツイートを求めたテレビ番組アカウントが炎上するなど余波は広がるばかり。
これだけ多大な影響力を持ち、多くの国民に愛されるグループを作り上げてきたメンバーのためにもファンのためにも、騒動が早期、円満に解決するといいですね。

 

 

解析ツール:データセクション株式会社「Insight Intelligence