こんにちは、アクトゼロの山田です。
ここ数日で急に寒くなり、秋を通り越して冬の気配さえ強く感じる機構になりました。今年は比較的、気温が高かったこともあり、11月になっても秋を感じることも少なかったように思います。
四季のある日本で生まれた日本人ですから、春なら桜、秋なら紅葉を愛でたいものです。そして、できれば見頃のものを…と思うのが当然の流れで、どのあたりが見ごろなのか、しっかりと押さえてから出かけたいところです。そんな、“はずれ”を引かない裏技として、今回はInstagramを使った旬の探し方、もとい紅葉の探し方をご紹介したいと思います。
ハッシュタグから旬を探す
旬を探すためにInstagramを使うというのは、他でもなく写真SNSという特性によるものです。Twitter等でも十分に探すことはできるのですが、紅葉の色づきをしっかりと把握するために、ここではInstagramがベストだと考えます。写真のクオリティの面でもInstagramに分があり、気持ちを高めるという意味でも効果的というのもあります。
肝心の探し方はというと、「ハッシュタグ」を使って検索を行うのというシンプルなものです。
紅葉の名所、今の時期だと京都がやはり有名でしょうか、京都の紅葉を探してみましょう。まずは直球に、ハッシュタグ「#京都」で検索を掛けてみます。
出ました。一覧で表示された段階で、すでに紅葉の写真がずらっと…謎(!?)の筋肉写真もありますが…。
そして、一番初めに表示された写真を開いてみます。ライトアップされた庭の写真で、多くのいいね!が付いているのも納得な、とてもきれいな写真です。
この写真を開くことによって、11月26日に投稿されており、紅葉の名所「永観堂」で撮られたものという事が分かります。ここで注意しなければいけないのが、必ずしも撮ってその場で投稿した写真であるとは限らないということです。綺麗な写真として投稿するために、家に帰ってパソコンで整えてから投稿することケースも多く、投稿の前後関係を見てみてリアルタイムかどうかを推測します。まさに、今日投稿されたものであろうと判断できれば、この永観堂は今が見ごろである、という判断で間違いありません。早速、明日にでも永観堂を訪れることができれば、写真に近い紅葉を堪能できるはずです。
そしてもう一つ、投稿に“場所”が紐付いている場合、その場所に関連する投稿を一覧でみることもできます。この投稿内にある「永観堂」というリンクをクリックしてみましょう。
そうすると、永観堂で撮影された投稿がずらっと並び、案の定、紅葉の写真で上位が占められています。
いくつかの写真を見てみて、“見頃かも”という「予想」が、“見頃だ”という「確信」に変わりました。こうした、場所を切り口とした「情報」を活用することで、確立を高めるということも可能です。
関連するハッシュタグや位置情報をしっかりと活用
このように、ハッシュタグや位置情報(ロケーション)は関連する情報を一覧化するための手段として特徴的な機能です。逆に、投稿者の視点からすると、ハッシュタグや場所を関連付けることで、見つけてもらいやすくなると言えます。
折角いい写真を投稿しているんだけあまり見られてないなぁ…とお嘆きの方は、こうした多くの人が使っているハッシュタグに参加してみたり、盛り上がっているであろう場所を紐付けたりすることで、人目に触れる可能性がぐっと高くなります。
また、お店をされている方などは、ハッシュタグに参加して、来店のきっかけ作りとすることも可能かもしれません。上の例で行けば、永観堂の近くのお店が、みんなが知りたいであろう紅葉にフォーカスした投稿を行い、ハッシュタグ「#京都」に参加すれば、多くの人の目に触れることになるはずです。
早速、近日中に旅行に訪れる方は、その訪問先で最も旬な“場所”を探してみてはいかがでしょうか。この記事を書くためにInstagramのきれいな写真を眺めていると、本当に京都に行きたくなってしまいました…。
アクトゼロ / 山田