Amazonが音楽提供、今日開始 ~サブスクリプションサービス「Prime Music」

こんにちは。最近は防水のMP3プレーヤーで音楽を聞きながら水泳を楽しんでいるアクトゼロの高寺です。

さて、今日からAmazonの定額音楽配信サービス「Prime Music」が日本で開始されました。

20151118_02Amazon Prime Music http://www.amazon.co.jp/primemusic

これまでアメリカ等の一部地域で提供されていたサービスで、年会費3900円のAmazonの有料会員システム「Amazonプライム」の入会者向けに提供されています。配送料が無料になったり、翌日・当日お届けサービスが利用できたりするため、よくAmazonをよく使う方は既に会員になっているのではないでしょうか。私も会員になっているので、早速使ってみました。

20151118_03

使用方法も非常に簡便になっており、初めてのユーザーでも直感的に使うことができます。今日現在で「100万曲以上が聴き放題」で、そのうち日本発の楽曲は2.8万曲程度あると思われます。(J-POP/演歌・歌謡曲・軍歌/日本の伝統音楽・芸能の項目から算出。28,903曲と推測)聞きたい楽曲を自分のライブラリーに登録します。

20151118_04

ライブラリー上で、登録した楽曲を再生します。ブラウザ上での専用のプレーヤーで楽曲を聴くことができます。まだしっかりと聴きこんでいませんが、会社にあった安いイヤホンのせいかもしれませんが、音質も特に気にならないクォリティーでした。

20151118_07

楽曲はアルバム単位でも提供されています。ライブラリー上でも、一曲毎に登録したものとは別に管理されており、分かりやすくなっています。

20151118_05

自分でプレイリストを作ることもできますし、既にプレイリスト毎で提供しているものもありました。「勉強がはかどるプレイリスト」等もあり、ニコニコ動画等でよく見かける”作業用”動画が思い出されます。そのうち、ユーザーが作ったプレイリストも共有できたりするようになるかもしれませんね。

Amazonは、ユーザー毎の商品のレコメンドの精度が非常に高いので、プレイリスト等の傾向から各ユーザー毎に好みの楽曲のレコメンドも精度が高いと期待できます。これまで出会ったことの無かった自分好みのアーティストに出会うことができるかもしれません。

また、専用のスマートフォンアプリを使えば、ストリーミングではなく、オフラインでの視聴も可能だとか。ネット環境が無い場所でも音楽を楽しむことができます。

この「Prime Music」は、既に今年の9月から日本でも提供されている、映画やドラマ・アニメ等の映像作品が見放題の「Amazonプライム・ビデオ」に続くプライム会員向けのサービスとなります。ここ最近、映像分野では、HuluやNetflix、音楽分野では、Apple MusicやGoogle Play Music・LINE MUSICなど、コンテンツの視聴量にかかわらず定額制である、サブスクリプションサービスの日本での提供が続いていますが、Amazonの参入によって勢力図がどのように変わるでしょうか。

年間3900円・月あたり325円で、ビデオに続き、音楽まで視聴し放題という、Amazonプライム会員にとっては非常に魅力的なサービスが追加されました。