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Twitterがアンケート機能 Twitter Pollsの正式実装を発表

アクトゼロの藤村です。木曜のプランナーズブログをお送りします。

今週頭、突如TLに現れた「アンケート機能」に驚かれた方も多いのではないでしょうか?
通常ツイートに二択のアンケートエリアを組み込む新機能で、ランダムに選出された一部のテストユーザーを対象に、20日頃から使えるようになった模様。
公式発表前のテストリリースだったため、中二日ほどその詳細が不明でしたが、昨夜21日の22時頃、正式にTwitterから発表がありました。

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アンケート投票受付には時間制限が設けられており、24時間を超えると自動的に投票終了となります。
どのユーザーがどちらに投票したかなど、結果とIDを紐づけることはできず、完全匿名性アンケートとなっているようです。
Twitterはこの機能を、「産まれたばかりの子犬の名前、今日の試合で勝つチーム、次の選挙でみんなが重要だと考えている分野など、多くの人の意見を聞いてみたいときに活用してほしい」としていますが、企業でアカウントを運用している担当者にとっても、工夫次第で様々な活用が考えられる機能ですよね。

 

 アンケート機能(Twitter Polls)は、BtoC強化戦略の一端?

そもそもTwitterがアンケート機能を実装した背景には、企業利用の活性戦略が関係しているように思えます。

今月20日、techcrunchは記事の中で「Twitterが将来的に目指す分野の一つはB2Cの法人向けツールであり、具体的にはカスタマーサービスに注力する考えであると認識している」としています。

本当に知りたい顧客の声を集めるためには、これまで一定の金額を費やす必要がありました。
ソーシャルが浸透してから、実態を見通すことが困難だった消費者との対話が容易になったものの、率先してその声を聞かせてくれる熱心なファンはごく一部です。
そんな“その他大勢の沈黙したカスタマー”も、予め用意された二択のアンケートであれば、大半が気軽に参加してくれるでしょう。

アンケート機能“Twitter Polls”は、数日中に、全ユーザーを対象に順次使用可能になります。
アンケートアイコンを見つけたら、是非試してみてくださいね。