こんにちは。アクトゼロの田中です。
東京ゲームショウが先週終了しました。総来場者数は歴代2位の26万8,446人だそうです。
その中でも注目が集まったのはゲーム動画配信サービスでした。ゲームショウ内で発表された「YouTube Gaming」の日本語ローカライズが発表されました。英語圏以外では初だそうです。ゲームメーカーは日本発が多いですからね。
現在、新たなコミュニケーションとして「実況」が賑わいを見せています。Twitterなどが流行してから実況は流行っていましたが、実況専用はここ数年で爆発的に増えた気がしておりました。そこで今回、実況に関して調べてみました。
ゲーム実況
ゲーム実況とは、ゲームをプレイしている動画に対してリスナーが実況コメント等をすること、又はプレイヤー等が喋りながらゲームをプレイすることである。
ゲーム実況 – ニコニコ大百科 – ニコニコ動画
なぜ、他人がゲームをしている動画を見たいのか?という点に疑問を持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、ゲーム動画にもジャンルが存在します。
・プレイ動画:淡々とプレイするもの
・スーパープレイ:高得点などの達人技を披露するもの
・ネタ動画:◯◯しながらプレイなど、おもしろネタを混ぜながら
・実況プレイ動画:プレイヤーが喋りながらプレイするもの
感覚としては『友達の隣でゲームを見ている』というところです。実況者のおしゃべりを聞きながら動画を見ているので、自分がプレイしている感覚すら覚えます。
ゲーム実況に特化したストリーミングサービス。名前の通り、YouTubeのサービスです(つまりGoogleです)。配信コンテンツはゲーム実況だけでなく、ゲームパブリッシャーやゲーム関連のコンテンツを作るクリエイターの作品などもあります。近々、日本語にローカライズされるとのことですが、今現在でも十分楽しめるコンテンツになっています。
2014年8月にAmazonが1,000億円で買収したことで話題になったサービスです。こちらもYouTube Gaming同様に現段階で日本語ローカライズされておりません。アメリカのネットの通信量で、TwitchはフェイスブックやHulu、Amazonを抜いて4位にランクインしているようです。ちなみにTwitterと名前が似ていますが、関係はありません。
テレビ実況
テレビ番組の内容を実況中継したり、感想や情報をユーザー同士で共有します。テレビ番組で面白いと思った気持を誰かと共有して楽しみます。
こちらはスマホアプリが盛んです。主要はTwitterで、専用のアプリもTwitterも3rdパーティという形を取っているものが多く見られます。
ひとりでテレビを見ているより、友達と番組の感想を言い合えるのはとても楽しいですね。
ニコニコ動画では実況専門のサービスもあり、チャンネルごとにコメントを寄せることができます。会員登録が必須です。
ソーシャルメディアが進化する中で、何かを共有するということは当たり前になってきました。その中で、ゲームが抜きに出ているという状況は比較的想像しやすいと思います。誰だって楽しいことはみんなと共有したくなるので、わかりやすい現象です。様々なものに「実況」が登場すると思われますので、今後もこの「実況」に注目していきます。
アクトゼロ田中