こんにちは。アクトゼロの田中です。
Google Search Console(旧 ウェブマスターツール)の「検索クエリ」レポートが、日本時間では明後日の9月17日に完全終了することが発表されました。(Google ZinebさんのGoogle+より)
「検索クエリ」はどうなってしまうのか?というと、「検索アナリティクス」へと生まれ変わりました。検索クエリは「検索アナリティクス」にリダイレクトされるようで、一安心です。
ところで、「検索クエリ」とは?
Googleのヘルプページはこちら。日本語ですし、詳しく掲載されています。
しかし、「ここを読んでもよくわからない」という方向けに、もう少々噛み砕いて。
『検索クエリとは、検索エンジンで検索したキーワードのこと』です。この検索クエリで、下記がわかります。
・どのような「キーワード」の検索結果で自分のサイトが表示されたか
・検索結果上でどのくらいクリックされているかの「クリック数」と「クリック率」
・検索結果にサイトが「表示された回数」
・検索結果での「平均掲載順位」
つまり、検索クエリではサイトに訪れたユーザーを解析するアクセス解析ツール(Google Analytics)とは違って、サイトに訪問していないユーザーの検索時の挙動を知ることができます。
Google Analyticsの「キーワード」と何が違うの?
Google Analyticsのキーワードはサイトにどんなキーワードで訪れたか?を見ることができます。Google Search Consoleの検索クエリでは検索結果にそのサイトが表示されたが訪問されなかったキーワードを知ることができます。似て非なるものですが、認識しておく必要がありますね。
(おまけ) Google Search Console とは・・・
「自分のサイトがGoogleからどのような状態に見えているか」を教えてくれる、Googleが提供する無料ツールです。旧名称はウェブマスターツールで、こちらの名前の方で定着してしまっており、未だに使ってしまっています。今年の5月に名称変更になったばかりですので、まだ聞き慣れないかもしれません。SEOを気にされていてもされていなくても、見ておいて損は無いツールです。
Google検索エンジンは膨大な数のサイトをパトロールし、検索結果に反映しています。そのパトロールの結果で検索順位が変わっている、ということです。以前はパトロールの基準がわからず四苦八苦していたのですが、このGoogle Search Consoleのおかげでかなり明確になった、というわけです。
どんどん進化するGoogleのツール群ですが、使いやすくなっているのは事実です。ただ、情報が多すぎてキャッチしづらいところがネックです。しかし、アンテナを張って常に新しい情報を取得すべく、日々ニュースをチェックしていきます。