いよいよ3月も大詰め、年度末ということでお忙しい方も多いのではないかと思いますので、今回はFaebookを中心とした、ここ最近のソーシャルメディア関連のニュースを、いくつかピックアップしてご紹介します。
Facebook サードパーティー製アプリでタグ付けが可能に
Facebookにおいて、外部のアプリをから自分のタイムラインに投稿する際に、一緒にいる友達や位置情報に関するタグ付けができるようになりました。同時に、その外部アプリでのタグを他のアプリでも参照できるようなります。
当然、ユーザーの許可が必要になりますので、承認後に利用できることになります。
今後は、キャンペーンアプリ等で、リアルな場所や店舗との連動といった新しい活用方法を考えることができそうです。
Facebookのフォトビューアーが高解像度に
Facebookの写真表示機能がより強化されました。これにより、より高解像度の写真を表示することができるようになりました。最大解像度は2048×2048となってお り、フルスクリーンにも対応します。(最新のブラウザ環境が必要)
Facebookページのタイムライン化とともない、発信する情報より写真の重要度が高まったと言えるでしょう。
ただのプレーンテキストよりも、写真を付加した投稿のほうが、よりいいねされる傾向にありますので、今回の写真機能の強化は、タイムライン上でのコミュニケーションをさらに推し進める可能性を秘めています。逆に運用側の立場からは、より魅力的に見える写真の活用が求められると考えら れます。
2012年春入社の就職活動でのソーシャルメディア活用率は27.8%
ソフトバンク・ヒューマンキャピタル株式会社さんが発表した「2012年春入社の就職活動に関する調査」によると、ソーシャルメディアを活用していたと回答した就職活動生は27.8%とのことでした。複数回答可で、よく活用されたソーシャルメディアとして、「Twitter…17.3%」、「mixi…16.3%」、「Facebook…8.0%」となっています。
どのように活用していたかという問いには、「友人との連絡手段」が61.3%、「企業の採用情報入手」が45.9%となっています。
ソーシャルリクルーティングという言葉が各所で聞かれるようになっていますので、2013年はさらにソーシャルメディアの活用が進むことは間違いありません。企業が発信する採用情報の入手が過半数を占めることからも、企業としても、より積極的にソーシャルメディアを活用することが求められてくると考えられます。
友達の投稿に「いいね!」する時の内容は1位「共感」2位「楽しい」
株式会社マクロミルさんが発表した、Facebookユーザーを対象にした「2012年Facebookに関する調査」によると、友達の投稿に「いいね!」する時の内容としては、「共感した投稿」が1位で66%、2位「楽しい投稿」51%、3位「面白い投稿」47%とのことです。
やはり、「共感」というのがひとつもキーワードになっているようです。また、当たり前ではありますが、ネガティブな投稿よりも、ポジティブな投稿に共感しやすい傾向が、2位3位の内容に表れているのではないかと思います。
また、具体的な投稿内容として興味をひくものは、1位「食べ物」、2位「旅行」、3位「日常の何気ないこと」と、共感が結びつきやすいものがランクインしています。