こんにちは、アクトゼロ田中です。
今週の頭に飛び込んできたニュース。EC業界ではピックアップ間違いなしです。
Google画像検索からショッピング!
今後ユーザーが欲しい商品の画像をGoogle画像検索上で見ていると、関連商品の広告が表示されるようになる。広告は検索結果の一番上に掲載され、その下にこれまでのようにウェブ上から集められた画像が表示される。
原文記事はこちら
私も個人的にオンラインで商品を購入する際は、目的のものが売っているであろうAmazonなどのサイトに元々目星をつけて、
そのサイトににまずアクセスして、そこから商品を購入しています。
このようなショッピングをされている方は多いのではないでしょうか?
これを打開するための施策ではないか?と思われるGoogleの対抗策が『Google画像検索からのショッピング』です。
新機能の概要
まずいつものように画像検索をします。
すると、関連商品の「広告」が表示されるようになるそうです。広告は検索結果の1番上に表示されるとのことなので、リスティング広告のようなイメージですね。
その広告の下に今までのような広告ではない画像が表示されるようになるとのことです。
今現在も画像検索には、色で絞り込みを行ったり、種類、サイズなどでも絞り込めます。
この機能は、広告にも有効で探している商品の候補を広告を含めて検索できるようになります。
Googleショッピングは?
Googleショッピングを利用したことがある方はわかるかと思うのですが、
下記図のように出てきます。
(例:「花 プレゼント」でGoogleショッピング検索をした結果)
このように沢山の商品が出現するものは良いのですが、検索によっては目的のものが見つからない場合も多々あります。
これは、Googleショッピングへの登録を行っていないECショップがまだ一定数いるから、というところです。
これは私の感想ですが、Googleショッピングの一部が表示的に画像検索の方に移動するイメージかと思います。
今後のオンラインショッピングはどう変わっていくのか?
ECショップだけではなく、購入場所には実店舗もあります。ライバルが多い状況です。
そのような中で、どう購入につなげるか?その課題はいつもつきまといます。
そこで各社様々な工夫を行っています。
InstagramでもECボタンが実装されるという話が持ち上がっていますし、「日常の延長線としてのシームレスな購入体験」が当面の課題かと思います。
ユーザーが「欲しい」と思ったその瞬間をいかに逃さず、購入までつなげるか、
という実に単純な事を、あらゆる手段・技術を駆使して実現するということです。
かつては、お店の営業時間外だと欲しくても買えない、という時代でした。
そこに、コンビニや24時間型のスーパーができ、日用品は欲しいと思ったらすぐに手に入るようになりました。
そしてさらに、Amazonや日本ではヨドバシ.comのような特急サービスができ、日用品以外のものかなり早く届きます。
今後は欲しいと思う前に予知してリコメンドしてくれたり、購入体験がよりスピーディーになることでしょう。そうなると販売側としては、「ユーザーが買うと決めてくれたらすぐに買える状況をつくる」にはどうすれば良いか?と考えるべきです。
この考えに沿って動線設計をしていけば、この波に乗ることができると思っています。
アクトゼロ田中