変わるクリスマスプレゼント事情!ソーシャルギフトの一般化はすでに始まっている?

こんにちは。アクトゼロのプランナーズブログ、木曜日は山田がお届けします。

来週から早いもので、もう12月…。すでに街中では、ツリーなんかがお目見えしており、クリスマスムードが漂い始めています。
このブログを読まれている方は、ほとんどが大人のみなさまだと思いますので、プレゼントをもらうよりも、贈る方が多いのではないでしょうか?

もちろん大切な人へ贈るものなら、考えに考え抜いてプレゼントを決め、クリスマスに手渡しするというのが一般的だと思いますが、もしかしたら、そうしたプレゼント事情も徐々に変わってくるかもしれません。

一般化してきたソーシャルギフト

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プレゼント事情を変える要因として、注目されているのがソーシャルギフトと呼ばれる、ソーシャルメディア上での繋がりを元に、相手にプレゼントを贈ることができるサービスになります。
各ソーシャルギフトを提供しているサービスごとに色々な特徴はありますが、共通して注目を集める理由として、2つの点が挙げられると言えます。

①自分のSNSアカウントとその繋がりが使える
既に自分が持っているSNSアカウントで利用できるものが多く、その繋がりを元に相手に送ることができます。
SNS上での繋がりがベースであれば、相手も当然アカウントを持っているため、簡単に利用を開始することができます。

②相手の住所を知らなくてもOK
ECサイトで誰かに贈り物をしようとすると、相手の住所を入力する必要があります。
しかし、ソーシャルコマースでは相手がSNSアカウントやメールなどでギフトを受け取ることができるため、相手の住所を必ずしも知っている必要はありません。
そこまで仲良の良くない相手や、いきなり住所を聞くことに抵抗がある相手に贈る場合には、とても重要なポイントとなります。

女性向けのブランドも取り組み始めている

ソーシャルメディアが当たり前になった今、新しめのサービスとは言え、すでに女性向けブランドでも独自での取り組みを始めています。
このクリスマスシーズン向けにサービスを開始したのが、人気のブランド「L’OCCITANE(ロクシタン)」です。

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「L’OCCITANE」は「e-Gift」と呼ばれるソーシャルギフトサービスを提供しており、Twitter・LINE・Facebook等を使って、相手にプレゼントを贈ることができます。
サービスサイト上には、贈る側と送られる側、それぞれの行動が示されているのですが、非常にシンプルで分かりやすい仕組みになっています。

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この「e-Gift」の最大の強みは、「L’OCCITANE」というブランドであり、国内に多くの店舗を構えているところです。
そのため、贈る側にとってはお馴染みのブランド(お店)であることから、安心して贈ることができますし、贈られた側にとっても、ショッピングのついでに受け取ることができます。
スマートフォンの普及によって、SNSとリアル店舗との連携が容易になったこともあり、ここまで簡単に利用できるようになったことも、取り組みやすくなった一因だと思います。
また、ブランドが直接サービスしているという点で、第三者が提供するサービスにはない安心感や信頼感を抱きやすいのもポイントとも言えます。

こうした、すでに認知されているメジャーブランドが取り組み始めたことで、このソーシャルギフト分野の成長は一気に加速することも考えられます。
ソーシャル上での繋がりを軸とした新たなコマースの形として、現在のECの延長線上で新たな可能性を秘めているかもしれません。

アクトゼロ / 山田