こんにちは!デザイナーのタニグチです。最近案件も多様化し、段々忙しくなってきましたね!
案件が平行すると、先輩のデータを引き継いでデザインしたり、自分のデータを先輩と共有したりする場面がでてきます。
しかし、弊社のデザイナー、コーダーが使用するPhotoshopにはバージョンの違いがあります。Photoshopのバージョンが違う場合、データの共有時に気をつける事べき事が発生します。
という事で今回はpsdデータを他者と共有する上で自分なりに気を付けたい事をまとめました!
その1.シェイプの取り扱い「エッジを整列」は×!
多くの局面で使用するシェイプ。いくら拡大しても荒れないし、色も形も自由自在で非常に汎用性がありますよね。
しかし、シェイプを使用する場合、「ピクセルまたぎ」に注意が必要です。
ピクセルまたぎとは…ピクセルの間と間にシェイプがまたいでしまって境界線がぼやけてしまうことです。(当ブログ過去記事参照)
PhotoshopCS6,CCではこのピクセルまたぎを防ぎ、直す機能があります。それが「エッジを整列」です。
この項目にチェックを入れるとピクセルまたぎをおこしたシェイプをワンクリックで直す事が出来ます。
しかし、そのPSDはCS5で開くと元の状態に戻ってしまいます。シェイプを扱う際には一つ一つ自分で調整した方が無難そうです。
その2.レイヤーグループへのレイヤースタイルの適用は×
CS6以降、レイヤーグループに対してレイヤースタイルを適用することができるようになりました。多くのレイヤーにかけられたスタイルを維持しつつ、共通のスタイルを追加出来るこの機能は非常に便利で、制作の幅も広がります。
しかし、この機能を使ったPSDをCS5で開くとエラーがでてスタイルが反映されません。
どうしてもこの機能を使ったあしらいが欲しい場合は、スタイル適用後にラスタライズするとハッピーです。
その3.スマートフィルターも新機能に注意!
個人的にとても使いやすい手振れ補正機能、
[フィルター]の[シャープ]機能の[ぶれの軽減]もどうやらCS6からの機能のようです…
[アンシャープマスク]や[シャープ]等で代用できるので、結局は加工の技術次第で何とかできるでしょう!写真加工の技術も磨かなくては…
上記の機能は使っちゃダメなわけじゃなくて、使用するうえで(データ共有上)注意が必要な機能です。実際便利なものは便利です。CS6の自動保存機能には何度も助けられています…。
他にも気づいたことがあったら記事に書いていこうと思います。引き続き宜しくお願いします!