先日、microsoftがクロスブラウザーについての支援サイト、 modern.IEの日本語訳が公開されました。このサイトではWebページ制作にあたって、 URLを貼るだけで、コーディングの問題を教えてくれたり、 『Web標準に準拠した20のヒント』と題して文章も公開されています。 その中でも、個人的に気になった、Web上で仮想環境をエミュレートするサービス 『BrowserStack』を試してみましたので、それの使い方でも。 サービスの基本 今まで、ブラウザの仮想環境を用意するには、ローカル上が基本でした。 IEだったら、IETesterや、virtualPCとかですね。 このBrowser StackはそれをWeb上でやるサービスです。
サービスは二種類
- 実際に仮想環境を作る
- スクリーンショットを取る。
今回は仮想環境をメインに紹介。
使い方
会員制なので、まずは登録。無料と有料があります。
ホーム画面(ダッシュボード)
全部英語ですけど、シンプルな画面。わかりやすくて好きです。
- 『test a public URL』……web上に上がっているURL
- 『Test an internal URL』 ……ローカル上(接続しているのPC)のローカルをチェック
メニューバー
- Resouce ……各ブラウザで使えるデバッグツール一覧やjavascriptの情報などがあります。
サイドバー
- エミュレート環境選択……詳細は以下で
- フルスクリーンかfitか、速度を画質か速度かで選べます。
- localTestの方法について
Web上で仮想環境をテストしてみた結果(winXP [IE8])
(Mac OS Lion [safari6.0])
ほかにも選択メニューからOSとブラウザを自由に選べますよ。
目玉はこれだけではなく、ちゃんと動的なブラウザとして機能すること!
先のMacOSのエミュレート画像を見ていただくと、文字が入力されて反応していることがわかるかと思います。
※なぜか自分のMacPCでは日本語入力が出来ませんでした。いくらか環境よるのでしょうか。
ローカル閲覧について
ローカル環境はBrowserStackのメニューからjavaアプレットをダウンロードしての設定が必要となります。
手順が複雑なので今回は説明いたしませんが、基本的な使用感は同じです。
スクリーンショット機能
またこれも、今までとは違うのは撮りたいOSとブラウザを複数選択して、まとめて取得できること。
そして、zipでダウンロードできます。 まずは選んで……
そうしたら『generate screenshots』を選択!! これはすごい!!
これで、一気にダウンロードができますね。
まとめ
今回はBrowserStackの紹介でしたが、modern.IEにはURLを入力すると検証してくれるサービスもあります。
http://www.modern.ie/ja/report
ぜひ、皆様試してみてください。(※BrowserStackの無料試用期間は2014年1月まで)