こんにちは!
今回はカラー写真をレトロ風に加工するチュートリアルをご紹介します。
【STEP 01】 画像を荒らす
元画像のコピーレイヤーを作り、そこにフィルター効果を加えていきます。
まずはフィルタ/テクスチャ/粒状フィルム。
「粒子の種類」は「縦」を選択します。
次に、フィルタ/ノイズ/ノイズを加えるを実行。
下記のように設定しました。
【STEP 02】 セピアカラーにする
次に、カラーを抜いてセピアっぽくしていきます。
セピア加工はいろいろなやり方があると思いますが、個人的には以下の方法で行います。
まず色相・彩度で下記のように色味を抜いて、グレースケールに近いところまで落とします。
次に、「レンズフィルター」を使って茶色を乗せていき、セピアに近づけていきます。
【STEP 03】 フチに陰影を落とす
古い写真の輪郭に落ちている、レンズの影を作ります。
新規レイヤーを作成し、適当な色で塗りつぶします。
「塗り」をゼロに設定して色を抜いた後、レイヤースタイルで「光彩 内側」を入れます。
ぼんやりと、写真のフチにシェーディングが入りました。
【STEP 04】 仕上げ
最後に、印刷の粗さを表現するためにもう少しだけタテのノイズを追加します。
新規レイヤーを作成し、写真と同系色のベージュ色で塗りつぶした後、「雲模様1」を適用します。
フィルタ/ぼかし/ぼかし(移動)を選択し、角度を90度に設定します。
雲フィルターを描画モードオーバーレイで重ねます。
フィルタリングの加工はこれでおしまいです!
あとはフチの加工をしたり、背景に古紙のテクスチャをひいたりするとよりレトロになるかも。