こんにちわ。近頃なんだかぼんやりしてしまい、いまいち元気が出ないAkiです。
友人に相談したところ、冬季鬱病というものがあるらしく…寒くて気が滅入ってしまう病気なのだそうです。なんでもあるんですね病名・・・(笑)
春が待ち遠しいですが、春になれば今度は花粉と闘わなければならないので、今のうちに英気を養っておこうと思います!
さて、食品や植物など、写真素材を使う際、シズル感を求められることは多々あります。
もらった素材をそのまま使ってもいいのですが・・・
色調補正だけではなく、少しだけ工夫してシズル感を足してあげるだけで、凡庸な写真がみずみずしく生まれ変わります。
今回はこのオレンジジュースをより瑞々しく、おいしそうにしてみたいと思います。
STEP 01 グラスの周りに水しぶきの演出をつける
目指すのは、ジュースのパッケージ写真やポスターのように、動きが見えつつみずみずしいデザインです。
まずは水しぶきの画像を用意します。今回使用したのはこちらです。
背景に色を敷き、水しぶきのレイヤーの描画モードを「輝度」に設定します。
その水しぶきのレイヤーの直下に、切り抜いたジュースのグラスを配置します。
実際の奥行等を考えながら、グラスの後ろに回り込むべきしぶきの部分をマスクで消していきます。
この際、水の反射(映り込み)がうるさかったので、同じマスクでグラデーションで溶かしました。
STEP 02 基本の補正作業を行う
グラスの輪郭がぼんやりしているので、アンシャープマスクをかけてしゃっきりさせます。
今回は【量】83%【半径】2.3pxに設定しました。
わりときつめにかけています。
さらに、トーンカーブで少しやり過ぎかな?くらいにコントラストを強めました。
グラスのフチが黄色く浮いてしまっていますが、これはあとでなじませるので大丈夫です。
波を描くような波形。
STEP 03 グラスに氷を沈める演出をつける
次に、グラスの中に氷が勢いよく沈んだような。そんな質感を出していきます。
こんな水の画像を使ってみました。
この画像を、グラスのレイヤーにクリッピングマスクします。
描画モードを「リニアライト」に設定し、カラーオーバレイで薄くジュースと同系色の黄色をかけてなじませています。
STEP 04 ライティング効果をいれる
最後に、背景にライティングをまるくぼかして入れて完成です!
この手順で、トーンカーブで浮いたグラスのフチもキレイに馴染みました。
元画像と比べてみましょう。
どちらがおいしそうでしょうか・・・?
右の方がみずみずしくて、おいしそうに見えませんか?
番外編ですが、食べ物つながりでこんなサイトもありますよ。
画像補正エンジン「AccuSmart」が、
明るさや光源の違いなど、その場の雰囲気に合わせて自動補正してくれるサイトです。
ユーザーは画像をアップロードするだけ。
ためしに、先日ケーキを食べたときに適当にiPhoneで撮影した画像をアップしてみました。
明度があがり、青味を引いた感じでしょうか・・・。
簡単なブログや、facebookなどにアップする画像を補正するには充分かもしれません。
おいしそうな写真をよりおいしそうに、魅力的に見せていきましょう!