ペン入れから厚塗り水彩まで!photoshopのイラスト用ブラシカスタマイズ

初めまして、デザイナーのharuです。

今回は私がphotoshopでイラスト制作時に使用するブラシカスタマイズを紹介します。

1.ペン入れ用ブラシ

おそらく一番使っているブラシ。設定はこんな感じです。

 

パスで描くとき以外はだいたいこのブラシでペン入れしてます。
間隔をデフォルトの25%から5%に変えるだけで
線がガクガクにならずなめらかに描けるのでお勧めです。
5px設定なのはこれが線がぼけてか細くならないぎりぎりのサイズなので。 

イラストはだいたい描いたサイズよりも縮小して使うので
逆にこれより細いと縮小したとき華奢になりがちです。 

実際にこのブラシで描いたイラストがこちら。

ペンの太さを変えればアニメ風な塗りもしやすいブラシです。

2.厚塗り用ブラシ

立体的、質感を出したいときに使うブラシ。

設定はこんな感じ。

こちらも間隔を0%にしてなめらかな書き味に。
ジッターは0%にして、コントロールを筆圧にすると、ブラシが一気に厚塗り向けとなります。
濃度は描きながら調節するといいです。

実際にこのブラシで描いたイラストがこちら。

どちらも全てこのブラシを使用しています。

個人的にかなりおすすめのブラシ、描いてて楽しいです。

3.水彩画風ブラシ

水彩画風に描きたいときに使うブラシです。

上のようなにじみっぽいブラシでぽんぽん重ねて描く感じで使います。
探してみるとフリーでもクオリティのある水彩ブラシがたくさんあります。 

今回は特に設定いじらず使いましたが
上の厚塗りブラシのような設定にすると
よりやわらかな水彩のような質感になります。
大きな絵を描くときにきれいに描けてよいです。

実際にこのブラシで描いたイラストがこちら。

乗算+下地ざらざらした紙の質感でより手書き風に。
ゆるい手書き風の場合きっちり塗り分ける必要がないので
時間もあまりかからず、らくちんかもしれません。
ちなみにこちらの主線は1.ペン入れブラシで描いたものを
ざらざらした質感のブラシでマスクをかけてかすれを出してます。
簡単に鉛筆のような質感になるので便利です。 

最後にペンタブのブラシトラッキングはかなり重要です。
これをするだけでペンタブの筆圧がかなり調整がききます、ぜひ!