こんにちは、あゆこです。
今回は蛍を描くチュートリアルに挑戦します。
完成図はこんな感じです。
まず準備。
まず、画像を準備します。
やはり夜で、水辺の写真だと雰囲気が出ますね。
雰囲気作り
より雰囲気を出すために、全体を暗くします。
(1) 色調補正 > 明るさ・コントラスト > 明るさを落とす(この写真だと-50くらい)
(2) 画像の上に長方形ツールで長方形を作り、塗りを0に。
さらにレイヤースタイルでグラデーションオーバーレイを設定。
片方を黒(#oooooo)、もう片方を黄土色(#a69a37)に。
スタイルを円形にして、花がぼんやり光っているような感じにします。
花の周りだけぼんやり明るい感じになりました。
花の中にいる蛍を描く
先ほどのレイヤーの下に、
楕円形ツールで、
蛍がいるであろう場所に楕円を描きます。
描いたら、フィルター > ぼかしツールで
いい感じにぼかします。
レイヤースタイルを追加して、より蛍の光っぽくします。
ここにさらに一工夫。
新しいグループを作成し、
ぼかした楕円形のレイヤーをグループの中に入れます。
そしてグループの描画モードを「覆い焼き(リニア)」に設定。
そのままだと眩しすぎるので、
楕円形レイヤーの不透明度を多少落としてあげる(今回は不透明度70%)と…
より蛍っぽくなりました!
ちなみに今のレイヤーはこんな状態。
葉にとまっている蛍を描く
新しいレイヤーを、
先ほど作成したレイヤーの下(同グループ内)に作成します。
ソフトブラシで、色は白(#ffffff)、
大きさ30px、硬さ0%のブラシを作成し、
蛍をとまらせたい場所でワンクリック。
あとは簡単、
先ほどの楕円形レイヤーのレイヤースタイルを
コピー&ペースト!
葉っぱにもちょっと光が反射していい感じに。
飛んでいる蛍を描く
先ほどの葉にとまっている蛍をコピーし、
飛ばせたい場所まで移動して大きさを調整。
その下に新しいレイヤーを追加。
ソフトブラシを先ほどの設定のまま、
蛍に合わせて大きさを変え、色は白(#ffffff)で飛んだ軌道を描きます。
そうしたら塗りを20%に設定し、
蛍のレイヤースタイルをコピー&ペースト。
より軌道っぽくするため、
選択範囲 > 選択範囲を選択 (もしくは軌道レイヤーをCtrl+クリック)し、
レイヤー > レイヤーマスク > 選択範囲外をマスク でマスクを作成。
(もちろんレイヤーウィンドウのレイヤーマスクを作成でもオッケー)
そうしたら、つくったマスクの方を選択。
グラデーションツールで、
片方黒、片方白のグラデーションを設定し、
軌道の先から蛍のほうへ、グラデーションを描きます。
どうでしょう。
蛍が飛んでいる軌道っぽくなったでしょうか。
仕上げ
あとは先ほどと同じ要領で蛍を増やしていき、
不透明度で明暗をつけてあげればできあがり。
いかがでしょうか。
ちょっとでも夏を感じていただけたら幸いです。