インドネシアのモバイル通信計測マップ ~ジャカルタ/バリ島のモバイル電波状況を追加

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前回、お伝えした(参照:インドネシアのTV局事情とアイドルグループ”でんぱ組.inc”ライブに密着!)通り、先週までインドネシアに行っていました。でんぱ組.incの国を超えた人気ぶりと、インドネシアのエネルギッシュなパワーを感じることができました。

さて、数年前から私のインドネシアに行った際のタスクとして続けているのが、”現地のモバイル電波状況の計測”です。かつて、ジャカルタからUstream配信を行う企画が持ち上がった際、現地のモバイル回線の速度がどの程度出ているのかネットで調べてみても全く情報が無かったことから、独自に計測を開始するようになって丸一年以上が経ちました。(参照:インドネシア・ジャカルタのモバイル事情を現地で調べてきた

今回の訪問でも広いエリアに渡って計測してきました。結果につきましては、google mapのマイマップにまとめていますので、以下のリンク先をご参照下さい。皆さんの何かのお役に立てれば幸いです。(もし、情報を追加して下さる方がいらっしゃいましたら、私高寺までメール takadera@actzero.jp でご連絡ください。共同編集のご案内をさせて頂きます。)

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googlemap:インドネシアのモバイル通信計測マップ

まずはSIMカードを調達!

ジャカルタ市街地の北部、コタ地区にあるショッピングモール「マンガ・ドゥア・モール」。日本で言うと、秋葉原のような場所で、ところ狭しとコンピュータ関連の小売店が並びます。

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すっかり行きつけとなったお店で、現地のSIMカードを購入し、登録作業までをお店の方にお願いします。普段日本で使っているイーモバイルのPocketWiFi(GP02)は、たまたまSIMフリー機種だったので、SIMカードを換装すれば、現地で常時WiFi通信が可能になります。今回は、以前バリ島に行った時、街のあちこちに看板が出ていて印象的だった、XLというキャリアのものを選びました。エリアの広さも、回線スピードもそこそこと言われています。通信データ上限量3GB・1ヶ月有効で日本円で1000円程度で購入できました。

毎回、親切に堪能な英語でいろいろ教えてくれるイェニーさんは不在でしたが、
他の方が私を覚えていてくれ、問題なく登録代行までお願いできました。

 バリ島をバイクで駆け巡る!

今回のインドネシアでは、ジャカルタの他、バリ島にも訪問しました。バリ島の中でも、人気のエリアの一つ”ウブド”という、少し山奥の村に滞在しました。海沿いの印象が強いバリ島ですが、ウブド地方はライステラス(棚田)の美しい風景があったり、伝統的な舞踊やケチャと呼ばれるダンスなどが有名で、文化的な背景を色濃く残すエリアです。

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バリ島では、観光客向けにバイクをレンタルする店をよく見かけます。1日、日本円で400~500円程度で借りることができ、(日本と異なり、原付きスクーターという設定が無いため、普通に90ccのバイクになります) 広く移動したい人には非常に便利です。特に、流しのタクシーが存在しないウブド地区では移動の足として重宝します。ですが、インドネシアは全土に渡って自動車の運転が無謀といえるほど荒く危険なので、バイクの運転にも十分注意が必要です。

ウブドからバイクで1時間程度北上した位置にあるキンタマーニ高原。山と湖に囲まれた自然豊かな場所です。活火山であるバトゥール山のクレーターによりできたカルデラ湖がバトゥール湖になります。尾根伝いに道が走っており、非常に良い眺めを楽しむことができます。途中、休憩で寄ったレストランの湖畔沿いのテラスで回線速度を計測。下りが659.69Kbps、上りが715.88kbpsと、比較的スピードが出ていました。 

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また、別の日には同じく、バリ島の北部に位置するブラタン湖を訪れました。こちらはウブド市街地からバイクで1.5時間程度の場所にあります。境内の一部が湖上にあるウヌン・ダヌ・ブラタン寺院は、バリ島でもシンボリックな風景の一つです。この時期は、少々湖の水が少ないようで、イメージとは少し異なる風景のようでした。境内で回線速度を計測。下りが167.95Kbps、上りが1.21Mbpsと、上りがすこぶる調子が良い結果が出ました。

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ウブドの市街地ではどうでしょうか。市街地の中心には王宮があり、ウブド観光の出発点となっています。こちらでは夜な夜な伝統的な舞踊ショーが開催されています。映像撮影機材一式を持参していたので、バリ島のイメージ映像素材を撮影することができました。王宮前で計測すると、下りが247.89Kbps、上りが11.96kbpsの結果が。上りが致命的に遅い結果となりました

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今年の10月に開催されたAPEC首脳会議に併せてリニューアルされた、バリ島の玄関口となるデンパサール国際空港(ングラ・ライ国際空港)。バリ来訪時はジャカルタから国内線での到着だったため国内線ターミナルの利用でしたので、日本に帰国する際に初めて足を踏み入れました。非常に大きく、綺麗な空港で、首都ジャカルタのスカルノ・ハッタ国際空港よりも立派に思えました。チェックイン受付時刻よりも大分早めに空港に到着したので、入口付近で待っている間に計測。下りが423.66Kbps、上りが126.88kbpsと、インドネシアでは標準的な速度でした。

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以上、ジャカルタと、バリ島の中心部~北部に渡って計測した回線速度の情報をgooglemapのマイマップ上に追加更新してまいりました。以前のレポートでまとめとして書かせて頂いた、「調子が良いと下りで1-2Mbpsが出ることはあるようですが、通常の場合、下り500kbps程度、上り200kbps程度」という状況は変わらずのようでした。この情報が、旅行やビジネスで訪れる方の何かのお役に立てられればと思います。

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