インドネシアのTV局事情とアイドルグループ”でんぱ組.inc”ライブに密着!

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Selamat pagi!(こんにちは) 私は現在、インドネシア・ジャカルタに来ています。12月を迎え、寒い日が続き始めた日本と異なり、こちらは常夏の国なので、連日30℃を超す毎日です。

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今回、私は一般社団法人・日本レコード協会が主宰し、ジャカルタで開催されているイベント、「J-Music LAB(ジェイ・ミュージックラボ)」にお伺いしました。このイベントは、日本音楽の情報を発信するプロモーション事業として展開し、経済成長が著しい東南アジア地区の音楽市場をターゲットに日本音楽の認知向上を図り、コンテンツの流通促進から日本音楽ムーブメントの確立を目指すものです。2013年11月15日から始まり、12月15日の間、毎週末に週替りで日本のアーティストがライブを行います。

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 参加するアーティストは、弊社が毎年10月にパートナーとして運営させていただいている、TIMM(東京国際ミュージックマーケット)に参加したアーティストから選抜されています。(参考:TIMM YouTubeLive配信レポート ~SNSで情報拡散されて動画視聴に繋がるまで)私がお伺いした11/30は、6人組のアイドルユニットで海外でも人気の高い「でんぱ組.inc」の皆さんがパフォーマンスを行いました。

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「萌えキュンソングで世界を元気に発信♪」がコンセプトの
アキバ系アイドル、でんぱ組.inc

ライブが午後からスタート。午前中は朝からでんぱ組.incの皆さんが、テレビ局の生放送番組に出演しました。ジャカルタには主要な放送局が6局程度あります。その中の一つ、「RCTI」は、ファミリー層をターゲットとし、幅広い年齢層に対する番組を放送しているテレビ局です。

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 月曜から日曜日までの毎日、朝9時から放送されている音楽番組「dahSyat」(インドネシア語で”素晴らしい”の意味)は、お笑いタレント3人組がホストとなって、音楽のライブを中心に公開生放送で放送される番組です。この局の番組の中では、視聴率の高い人気番組なのだとか。

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 リハーサルは朝8時スタートにもかかわらず、スタジオ内には既に多くの観客の皆さんが待っていました。ひな壇に座れきれず、外での立ち見までできています。

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20131202_06撮影機材はHDではなく、SDのようでした。
三脚付きが3カメ、ハンディー2カメ、特機でのカメラ1台の構成で撮影。

ただでさえ、お祭り騒ぎが大好きなインドネシア人。生放送本番になると、タレント・観客ともに、半端ではないリアクションで番組を盛り上げます。でんぱ組.incの皆さんも、事前に聞いていたタイムスケジュールの突然の時間変更に何度も翻弄されながら、難なく楽しそうに番組を盛り上げていました。

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リボンが印象的なダンスで熱唱!インドネシア人も大盛り上がりでした。

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 番組は局のサイトでそのままストリーミング放送していました。
www.rcti.tv/streaming

ちなみに、この番組のスポンサーの一社が、中国発のソーシャルメディア”WeChat”で、生放送のCMが行われていました。インドネシアでは、SNSの利用が盛んでFacebookは勿論、最近ではLINEが普及率を急上昇させています。LINEもインドネシアでTVCMを盛んに行っていると聞きます。アジア地区のSNSサービスにおける覇権を巡って、インドネシアでも各社様々なマーケティング活動が行われているようです。

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その後、会場をジャカルタ南部のスナヤンという地区にあるショッピングモール「FX」に移して、J-Music LABのライブが2ステージ行われました。このショッピングモールには、あのJKT48の劇場もありました。そちらも大勢の若者であふれていましたが、でんぱ組.incの方も勝るとも劣らない人気ぶりでした。

20131202_11300人以上のファンが集まり、約45分間のライブは終始大盛り上がり。楽曲の間の手も完全に(日本語で)こなしたり、オタ芸を打ったりする様子は日本のそれと全く同じで驚きました。

20131202_12J-Music LABはまだまだ続きます。12月 7日(土)は、 TarO&JirO、12月14日(土) には藍井エイルが同様にライブを行います。インドネシアではK-POPに押され気味のJ-POPですが、このような取り組みを通して、より普及促進が図れると、日本の音楽業界にとっても意義深いのではないでしょうか。いやー、しかし、インドネシア人のパワーに体感させられた一日でした。
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