ソーシャルメディアはキャラ・個性の”演出”を

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Photo by   naka_hide

毎週月曜更新担当の高寺です。都合により、昨日記事の公開ができずに今日に至りました。申し訳ありません。

広告のキャンペーンでも、映像作品でも、webサイトでも、商品/サービス・企業などのプロモーション活動で成功を収めるための条件、というよりも、最低限満たすべき条件とは、「訴求したいターゲット層に対して、正確なコンセプトが設計されているかどうか」ではないでしょうか。

一気通貫したコンセプトで演出・表現された制作物は、”府に落ちる”感じが見ていて気持よく、そこで視聴者の共感を得ることができます。この感覚を、さらに一歩進めて、”共有・情報拡散”させたくなる仕掛けを仕組むのがソーシャルメディアを活用したプロモーションの基本となる流れだと思います。

架空のキャラクターによるFacebook/Twitterの演出

”共感”や”共有したくなる”演出をするために使われる手法のひとつが、先日、弊社の黒沼が記事「ブランド認知のない企業がFacebookページでファンを集めるには」でご紹介したように、ユーザーに愛されるキャラクターをひとつのアイコンとして立て、彼等が企業に代わって情報発信を行うという手法です。LAWSONの「あきこちゃん」や、SUUMOなどが記憶に強いところではないでしょうか。フィクションだとは分かっていながら、現実の延長のどこかに彼等が居るような、マンガやアニメのような世界観の中、ユーザーは実際にキャラクターたちとコミュニケーションを図ることができます。


東急スポーツオアシスFacebookページ

弊社では、2010年より、”伝えにくい情報を「広告マンガ」でわかりやすく!”のキャッチで、マンガを使ったプロモーションをご提案するTRANGAというサービスを展開しています。今風な絵柄を描ける作家を中心にセレクトし、マンガ広告にありがちだった「古臭い」「安っぽい」雰囲気を無くした点にご好評を頂いており、サービスイン以来、様々なお引き合いを頂いております。現在では、Facebookをはじめとするソーシャルメディアの窓口にキャラクターを制作するサービスを行っております。


ソーシャルメディア窓口用にオリジナルキャラクターを企画・制作します!

キャラクターは世界観をどう演出するかが要になります。そのために、キャラクターの背景となるプロフィールや、人間性・性格・考え方・境遇・口癖など、細かい点までキャラクターについて設定する必要があります。マンガや小説などでも、ストーリーをつくる以前に、登場人物のキャラクター設計が最も重要とされています。逆にキャラさえしっかり作られれば、あとは作者をさし置いて彼等が勝手に語り出す、なんて言う作家も少なくありません。

ソーシャルメディアでのキャラクター作りならではの大切な点は、そのキャラを使って情報発信するのは誰か?を考える、ということ。表現のプロではない、企業の担当者が情報発信することを考えるとある程度の限界はあります。担当者に近い属性をキャラクターに残すことが重要です。中年の部長クラスの担当者が、女子高校生のキャラになりすまして、その世代の若い女性層から共感を得るメッセージを発信するのは相当至難の技でしょう。

 

<現在提案中の企業様では、Facebookページの更新は、30代の事務の女性が行われるということで、その企業の広報担当の女性社員のキャラクターを設計してご提案しています。>

配信主の個性を押し出す例も多いUstream

 Facebookは実名制だからこそ、発信される情報に責任があり、信用に足りうるメディアであると認識されています。すでにweb上のコミュニケーションが実社会の一部である錯覚さえしてきます。

Ustreamは動画ライブ中継とソーシャルコミュニケーションを掛けあわせたサービスですが、日本でUstreamが普及しはじめた当初から、配信主の個性を押し出した配信が多いのが特徴のひとつです。

<有名な配信主といえば、そらのさんヒマナイヌ川井さん神田敏晶さんなど多くいらっしゃいます。>

配信される内容が、カメラの前で実際にライブで展開している出来事であることから、コンテンツ自体への演出が難しい。その結果、コンテンツに介入する配信主(進行役)の人間性や個性といったものがある意味”演出”となった結果ではないでしょうか。

今週末、是非、高寺伸吾によるUstream中継をご覧ください!
 

今回のレポートのように、私もACTZEROのサイトで週一回、実名だけでなく顔写真まで付けて公開させて頂いていますが (未だ、なかなか自分の顔写真に馴染めないのですが・・・) そんな私も、今週末、自分のパーソナリティー性を押し出したUstream配信をプロデュースさせていただきます。

先日記事でもご紹介した、<事例紹介>2010年祇園祭・南観音山Ustream動画ライブ中継に引き続き、今年はUstream中継に加え、Facebookページでの情報発信を行う、「京都祇園祭 Live on Ustream」を開設します。(正式公開は13日(水)を予定)

私、高寺が10年以上の祇園祭の取材を通して培った知識と映像技術をもとに、視聴者の皆さんのメッセージに応える形で情報発信してまいります。昨年ご好評いただいた、私の声によるウンチク実況アナウンスも今年はさらにその機会を多く披露させていただくつもりです。祭の観たいポイントのご要望や、知りたいご質問などできる限りお応えすることで、視聴者の皆さんとの交流も積極的に図りたく思います。(Facebook担当は、本サイトに毎週水曜日に記事を公開している、山田です。)

ソーシャルメディアがどんなコミュニケーションを実現するのか。弊社の取り組みにご注目下さい。皆さんも一緒に祭を盛り上げ、楽しみましょう。!