インドネシアのモバイル通信計測マップ ~バリ島のモバイル電波状況2014

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先週末は3連休という人も多かったと思いますが、皆様いかがお過ごしだったでしょうか。

私は連休に加えて1日お休みを頂き、3泊4日の日程で、インドネシアのバリ島とジャカルタに行って来ました。ちょうど昨年のこの頃にインドネシアを訪れて(2013.12.02 インドネシアのTV局事情とアイドルグループ”でんぱ組.inc”ライブに密着!)以来、1年ぶりの訪問となりました。今回も、バリ島・ジャカルタでいろいろモバイル回線の速度を計測してきました。

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今週は、バリ島での実際の使用レポートを含め、2014年の最新情報をお伝えします。

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googlemap:インドネシアのモバイル通信計測マップ

3G回線のSIMを購入して早速、計測!

まずはネット回線を使うためにSIMカードを購入します。かつて日本で日常的に使っていた、旧イーモバイルのPocketWiFi(GP02)が、たまたまSIMフリー機種だったので解約後も海外用にと思い、保管していました。これに現地で有効なSIMカードを換装すれば、海外でも常時WiFi通信が可能になります。

今回の国際線はジャカルタ行きのため、バリ島へ向かうために国内線に乗り換える必要があり、空港で2時間程待ち時間があったので、その間に手荷物引取所にあるSIMカード屋で購入してしまいます。

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いくつかあるキャリアの中から、XL(キャリア名)のものを購入。これまで何度か使ってきて、印象が良かったからです。1ヵ月間の使い放題プランで、日本円でおよそ1700円程度でした。空港価格か、市内で買うよりも少し割高な気がします。

店員さんに回線の開通作業を依頼すると、自分の携帯電話に私が購入したSIMカードを差し替えて作業を始めます。3分程度で無事、開通。PocketWiFiにSIMを挿して電源を入れると無事接続。私のスマートフォンもWiFi経由でいつでもデータ通信が可能になりました。

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早速、店頭で速度を計測。すると、下りが2.64Mbps、上りが0.33Mbps出ていました。(3回計測して中間値を採用。以降の計測値も同様です) 昨年の時点だと、調子が良い時でたまに下り2Mbps程度、通常では1Mbpsを割り込む程度だったので、意外な速さに少しびっくり。

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インドネシアのフラッグキャリア、ガルーダ・インドネシア航空の国内線は1時間遅れで、バリ島のデンパサール国際空港に到着。荷物引取の間に計測。下り3.19Mbps、上り1.05Mbpsと、下りで3Mbps超出ていました。

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深夜12時過ぎにようやくホテルに到着。部屋で計測すると、下り3.48Mbps、上り1.09Mbps出ていました。これだけ速度が出ていると、動画の再生もそれほどストレス無く視聴することができました。自宅のハードディスクレコーダーを外出先で視聴できる「Slingbox」も問題なく使うことができました。(ホテルにはそもそも、もう少し安定したWiFi回線がありますが。)

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バリ島の東部を巡って計測

今回はバイクでバリ島の東部を訪れました。東部に向かってバイクでおよそ2時間程度走った場所にあるのがゴア・ラワ寺院。1007年に建立されたと言われている古い寺院で、奥のお堂は洞窟になっており、名前の由来ともなっているコウモリが多数棲んでいました。寺院内には、いかにもバリの雰囲気が漂っています。境内で計測してみると、下り2.87Mbps、上りが1.12Mbpsでした。

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その後、更にバイクを走らせ、「アンラプラ」という地区に到着。ここで王宮を見学したかったのですが、たどり着くことができず、そろそろ時間的にも折り返さなければならない頃に。交差点で止まった時に計測してみると、下り0.8Mbps、上り0.24Mbpsでした。さすがにここまで遠くまで来ると設備の整備も追いついていない感じでしょうか。

市街地に戻り、遅い昼食で訪れたのは「Mie88」というヌードルの食堂。人気店のようで、バリ島に複数箇所のお店があるようです。ワンタン入りのスープを、麺と具材にかけて混ぜて食べます。これで確か300円程度でした。異国の食べ物の味を説明するのはとても難しいですが、日本人好みの味だと思いました。(少なくとも私は好きです。)食後に計測すると、下りは3.59Mbps、上りは0.91Mbpsでした。

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ホテルに戻る前に、ビーチに寄って一休み。綺麗な砂浜が広がっていて、パラソルと椅子を用意した簡単な休憩所があり、水着姿の人々がくつろいでいます。しばらく海を眺めてぼんやり。下りは3.58Mbps、上りは1.08Mbps。

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バリ島は世界中からサーファーが集まるサーフィンのメッカでもあります。私は全くそういった柄ではありませんが、楽しそうに波に乗っている人たちの姿を見ていると、次回はチャレンジしてみてもいいかな…と思いました。

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夕食は話には聞いていた、日本式の焼肉屋へ行ってみました。関西を中心にチェーン展開している、焼肉屋さかいです。炭火で焼いて食べる焼肉は、日本で食べるものと差がなく、とても美味しく頂くことができました。メニューによって安いものもありましたが、日本で焼肉を食べるのと変わりない金額だったと思います。窓際のバイパスが見える席で計測すると、下りが3.61Mbps、上りが1.05Mbps。

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翌日、早い昼食として、ホテル近くの食堂でバリ島名物「バビグリン」と呼ばれる、子豚の丸焼きを食べました。イスラム教徒が多いインドネシアでは信仰上豚肉を食べられない人が多いですが、ヒンズー教徒が多いバリでは豚肉を食べる文化があります。豚の肉や飴色になった皮、内臓を揚げたものや野菜がごはんの上に乗せられ、スパイシーなソースがかかっていて美味!下りで3.59Mbps、上りで1.16Mbps出ていました。

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この後、午後には再び国内線に乗り、ジャカルタに戻りました。バリ島は1日半と短い滞在でしたが、いろいろ楽しむことができました。

総括してみると、数年前までは、下りで数百kbps程度しか出なかった状況が、3Mbpsを超えるスピードが恒常的に出るようになっていました。昨年から今年の間で設備が改善されたのでしょう。3Mbps出ていれば、一般的なメール送受信といった外出先でモバイルを使う用途には十分ですし、動画のストリーミング再生もOKです。バイクでの移動中も随時、Google mapで現在地をストレス無く知ることができました。

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2013にバリでAPECが開かれた際には、XLがLTE(4G)を整備し、関係者に無料提供したのだとか。(エリアは、会場となるヌサドゥア地区のみ) こうした経緯もあり、バリ島でも4Gによる高速通信が近いうちに展開されるかもしれません。

一方、首都ジャカルタでは、今年のはじめにLTEのサービスの展開をスタートさせています。ジャカルタではその端末を実際に購入して試してみました。インドネシアの高速モバイル回線はどのようなものか!?レポートは来週お伝えします。どうぞお楽しみに。