YouTubeプロモーション海外事例01

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webプロモーションを企画する際の参考になるのは、世界で行われた先端的な海外事例ではないでしょうか。実験的なものから、大きな反響を得たものなど、様々な事例が世界にはあります。今回は、YouTubeを核とした、動画をうまく活用したプロモーションの海外事例のいくつかをご紹介しようと思います。

evian Live youngキャンペーン

ミネラルウォーターのevianがワールドワイドに展開する「Live young」(若く生きよう)キャンペーン。ウェブサイト・YouTubeチャンネル・facebook等、複合的に展開している。メインの動画は、2013/4/19に公開、2ヶ月以上が経った今日現在で5500万回以上の再生数を記録。一連のキャンペーンが一貫して”自分の姿を子供に変える”ことをテーマとしている。

http://www.youtube.com/user/evianbabies/babyandme

街中を歩く男。鏡を見ると、自分の姿が赤ちゃんになっていることに気づく。試しに動いてみると、自分の動きと連動して赤ちゃんも動く。面白くなった男は、音楽にノッて踊りだす。初め、不審に思っていた周囲の人々も、自分の姿も赤ちゃんに変わっていることに気付き、面白がってみんなで踊りだす。大人の動きそっくりにノリノリで踊る赤ちゃん。楽しげだけれど、なんだか不思議な風景が広がる。

左:ウェブサイト(http://www.evian.com/en_US) 右:facebookでは自分の写真を赤ちゃんに変化させてタイムラインでシェアできるアプリが楽しめる。

Dove Real Beauty Sketches

アメリカ本国のDoveによるキャンペーンで、動画は2013/4/14に公開。今日現在で5500万回以上の再生を記録している。女性を応援するメッセージを通し、ブランドイメージの向上を狙う。

http://realbeautysketches.dove.com/

カーテンを挟んでいる人物は2人。一方は、FBIの似顔絵捜査員。片方は一般の女性。女性は自分の顔の特徴を言葉で表現し、捜査員はその言葉を基に似顔絵を描く。続いて、女性の代わりに現れたのは別の女性。二人は他人同士で、つい先程、待合室で出会ったばかり。初めて出会った女性の特徴を基にもう一枚の似顔絵を作成する。出来上がった2枚の絵を比べると、自分が言葉にした絵よりも、他人が言葉にした絵の方がはるかに美しい。皆、自分の評価は低めに語ることが分かる。「あなたは自分が思っているよりも美しい」というメッセージで動画は締めくくる。インタビューと実験風景を印象的に表現した約3分の映像。

日本語字幕版:https://www.youtube.com/watch?v=E8-XKIY5gRo

ウェブサイトでは、登場した人々のインタビュー動画や、実際に捜査官が本人・他人の証言を基に描いた似顔絵が閲覧できる。

http://realbeautysketches.dove.com/

NEW PEUGEOT 208. インタラクティブムービー

プジョー208の商品PRのキャンペーン。「行動があなたの人生を変える」(Let your body drive)ことがコンセプト。選択肢を選択しながらストーリーを展開させていく。とはいえ、選択は簡単なもので設計されている。

http://www.peugeot.co.jp/minisite/208/

浮気中の男。その場に、彼女が突然訪問。慌てて浮気相手をクローゼットに隠れさせるものの、彼女にバレてしまう。「これはどういうこと!?」と激怒する彼女。そこで「LET YOUR BODY DRIVE」の選択肢が出る。

基本的にYESを選択すればストーリーは先に進んでいく。裸のまま逃げ出した男は、自転車でレース中の集団を追い越したり、ゲイ・バーでパフォーマンスをしたり、CM撮影現場を荒らしたりする。最終的には、スーツ姿でブーケを得た男は、エレベーターで再会した彼女と仲直りをして、プジョー208でドライブに出かける。

2013年の代表あいさつ(Publicis Groupe)

パリに拠点を置く、世界的な広告代理グループのPublicis Group。代表のMaurice Levy氏がYouTubeの動画で発信した新年のメッセージ。

 http://www.youtube.com/user/PublicisGroupe?annotation_id=annotation_79207&feature=iv&src_vid=zl1gG_wgcRk

再生や一時停止など、YouTubeの操作に併せて、挨拶中の代表がリアクションを取るインタラクティブ性のある動画。メッセージの途中で停止すると怒り出したり、音量を上げるとスピーチ中の代表が大きな声で話しだしたり。視聴者のアクションに反応するメッセージとなっている。

消音にすると、黙って紙に書かれたスピーチの文言を表示したり…

動画を全画面表示にすると、周囲に居るスタッフが見切れたり…

一時停止ボタンを押すとちょっと不機嫌そうな代表が「どうぞごゆっくり」と。
スピーチは中断して、代表も好き勝手に時間を潰す。

 

以上、4事例をご紹介しました。今後も定期的に、世界で行われた優れたYouTubeや動画を使ったプロモーションの海外事例をご紹介していこうと思います。