USTREAM PPV チケットコードによるプロモーション

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先日、一般のユーザーとしてUSTREAMのペイ・パー・ビュー(PPV)を行う場合についての記事を書かせていただきました。(2011.11.07 USTREAMの課金配信で大儲けできるのか!?) 今日は、法人向けのUSTREAMのPPVシステムを利用したプロモーションについてお伝えしたく思います。

USTREAMのPPVの仕組み

USTREAMでPPVを視聴する際、購入者は代金をクレジットカード決済で支払います。決済後、チケットコードと呼ばれるパスワードが発行され、チケットコードをUSTREAM ID に紐付けさせることで視聴できるという仕組みになります。一度、紐付けたチケットコード(パスワード)は、転用不可になり、また、同一のUSTREAM IDでの同時ログインも不可能になるため、不正使用対策もなされているようです。

PPVとは本来、視聴者から料金を徴収し、その売上の一部を制作費にあて、残った額が利益となるビジネスモデルです。しかし、最近USTREAMのPPVのシステム(チケットコード)を購入者特典として利用したプロモーションの事例が増えてきています。

CD購入者に限定で、USTREAMチケットコードを特典として配布

◆事例1 L’Arc-en-Ciel CD購入者限定USTREAM配信

根強い人気を誇るロックバンド、L’Arc-en-Ciel。メンバーによるマスタリングの音源の最終チェックの様子が昨年、USTREAM番組として配信されました。

視聴するためには、配信数日前に発売された、新譜CDの封入チラシに記されたチケットコードが必要でした。CDの販促目的で行われた限定配信のようです。最終的に最大視聴者数は16,632人、総視聴者数は100,992人に達したようです。

◆事例2 AI ニューアルバム完成披露プレミアムライブ

昨日、1月22日、R&B歌手のAIのプレミアムライブが限定配信されました。新譜シングルCDに封入されたチケットコードにより視聴できるほか、こちらではPPV(チケットコードの販売)も税込525円行われていました。

配信ページには、有料の旨が書かれています。有料525円のボタンを押すと、購入画面へ進みます。

クレジットカードの番号などを入力し、購入ボタンを押します。

既にUSTREAMのIDでログインしていたため、そのまま購入終了。当日、自分のUSTREAM IDでログインした状態であれば、視聴することができます。

購入手続き後、登録したメールアドレスに購入の確認・配信情報についてメールが届きます。また、前日と、配信開始の1時間前にリマインドメールが届きました。

購入後、待受画面では、既に購入した旨が表示されます。

配信が始まると、PPVの壁紙がプレーヤー上に表示され、映像も音声も聞こえませんが・・・
購入したチケットコードを紐付たUSTREAM IDでログインすると、ライブ中継の様子を視聴することができました。

試しに、別のPCから、同一のUSTREAM IDでログインしてみると、別PCがログインした瞬間に、今まで視聴していたPCでの視聴画面での配信が中断され、ログインし直す旨がアナウンスされました。

配信の内容は、およそ1時間程度のライブで、3カメ程度のスイッチングによる配信でした。音声も非常に良く、ライブ会場の雰囲気が伝わる感じがしました。

生中継したライブの録画映像だと思いますが、以下の予定で再配信も行われるようです。ご興味のある方、ご覧になってみてはいかがでしょうか。
1/26(木) 20:00~・2/2(木) 20:00~・2/9(木) 20:00~・2/16(木) 20:00~
AI ニューアルバム完成披露プレミアムライブ http://www.ustream.tv/channel/ai-emi

チケットコードの配布は法人向けサービスで提供可能

 以上、2例のチケットコード配布によるプロモーションを見てきました。限定配信される番組に視聴者側にとって価値のあるコンテンツであることが重要となってくるため、どのような商品のプロモーションでも活用できる訳ではありませんが、今回ご紹介したような、アーティストのCD販売促進の施策では非常に上手く利用できた例ではないでしょうか。

まだ事例も少ないため、プレスリリースに盛り込むことで、報道・ニュース等にも取り上げられる()ことも多いので広報活動に付加価値を付ける効果も狙えます。

こうしたPPVの配信は、一般ユーザーとして行う以外に、USTREAMの法人向けサービスを利用すると可能となります。

数万人分のチケットコードの配布・プロモーション施策・USTREAM配信までを含めて行った場合、弊社の試算上では一人分数十円程度から可能になります。

また、チケットコードの無償配布のほか、PPV併用でチケットコードを販売することも可能です。その場合、売上を見込めば、単価はさらに低く抑えることも可能になります。 

今後、こうしたUSTREAMのチケットコードを利用したプロモーションが多くなるかもしれません。ご興味のある方がいらっしゃいましたら、是非弊社までお問い合わせください。