Ustreamアーカイブ動画が削除される!?過去配信動画のアーカイブはお早めに!

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Ustreamの中継後、その映像は自分のチャンネルに残し、生中継で視聴できなかったユーザーに対して、アーカイブ映像を配信することができます。このアーカイブ動画の保管期限はこれまで特に無く、ずっと貯め続けることができました。

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ところが、このUstreamのアーカイブ動画が、30日間の保管期限が設けられることが発表されました。(2014.9.30 UstreamAsia アーカイブ映像の保存期間の変更について) 

無料アカウントで配信されたアーカイブ動画は、30日間を経過すると自動的に削除されるようになります。これまでに保存されてから既に30日間経過しているアーカイブ映像も削除されてしまうのですが、その削除開始日時が、当初は2014年10月10日以降とアナウンスされていましたが、2014年11月1日以降に延期されました。(2014.10.6 UstreamAsia アーカイブ映像の削除開始の延期について) 移行期間が10日間と、あまりにも短すぎるユーザーの声を反映した結果だと思われます。

ただ、この措置は、無料アカウントで配信した場合に限るもので、「Ustream Biz」や「アドフリープラス」といった、有料アカウントで配信された動画(手動で録画・保存されたアーカイブ映像)は含まれず、これまで通り保管することができます。UstreamAsiaでは、引き続きアーカイブ映像の保存を希望するユーザーに対し、10月31日までに有料サービスである「Ustream Biz」や「アドフリープラス」の契約を薦めています。(最低で9800円/月~のプランが準備されています。)

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 https://www.ustream.tv/platform/plans

弊社でも、過去にUstreamで配信を行い、アーカイブ映像を保管しているお客様に対して、有料サービスを契約するか、一旦、Ustreamから映像をダウンロードし、YouTubeに再アップロードをすることをアナウンスしています。

数時間に渡る動画になりがちなUstreamのアーカイブ動画。かつてのYouTubeでは、長尺の映像はアップロードできませんでしたが、現在では、最大で128GB・11時間までの映像をアップロードすることができます。これには、「上限を引き上げる」作業が必要になります。

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https://support.google.com/youtube/answer/71673?hl=ja

数本のアーカイブ動画の移行だけであればあまり手間もかかりませんが、Ustreamサービスが始まった早期から活用し、アーカイブ動画が膨大な量に達している配信者にとっては今回の措置は大きな問題となっています。

ジャーナリストの岩上安身氏が代表の株式会社「IWJ(Independent Web Journal:インディペンデント・ウェブ・ジャーナル)」は、市民メディアとしてUstreamを活用し、様々なニュースをライブ動画中継で発信しています。

IWJでは、映像配信にUstreamを利用しており、また自社の記事にもUstreamアーカイブ映像を埋め込みで使用しています。

その数は、9月30日現在で1万本を超えます。

(中略)

結論として、IWJでは、

1)全てのアカウントのUstreamアーカイブ映像を至急、ダウンロードして保存する。

2)Ustreamアーカイブ映像を使用している全ての記事を更新して、vimeoへアップした映像に置き換える

という膨大な作業にすぐさま着手することにしました。
(2014.10.3 IWJ What’s New お知らせ

会員からの会費や、会員支援者からのカンパを主な収益源として運営している以上、かけられる費用には限りがあるようで、緊急、かつ重大なお知らせとしてカンパやアーカイブスタッフの募集を行っています。

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かつて、映像の中継はテレビ局しか担えませんでした。誰でも簡単にインターネットで動画を中継できるUstreamの登場は、メディアの形を変えたと言われる程、社会にインパクトを与えた存在です。それを支えて発展させてきたのは、一人ひとりのユーザーであるといえるでしょう。Ustream側の事情もあるのでしょうが、今回の一連の措置は、ユーザーに対して厳しい対応だと言わざるを得ません。

Ustreamのアーカイブ動画削除まであとおよそ3週間。Ustream上で、過去の配信で録画しておいた”アーカイブ動画”の、PC等のローカルへの”アーカイブ”はどうぞお早めに。

Photo by Steve Rhodes Jose Castillo