今年のソーシャルは「瞬間の共有」にシフトしていく?

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 アクトゼロの藤村です。火曜日のプランナーズブログをお届けします。

昨年なかほどから本年にかけて、ソーシャル界隈はより「インスタント」であることを重視する傾向が出てきたように思えます。
ぽろぽろと発表される匿名性SNSの存在や、数秒間という縛りのマイクロビデオの台頭などを見てもその流れは明らかですが、「情報の刹那性」に価値を見出したビジュアルコミュニケーションサービスの展開も、傾向を表す特徴のひとつとして挙げられるのではないでしょうか。

ここ数日間でYahoo!やmixiが続々発表したスマートフォン向けメッセンジャーアプリも、まさに今流行りの「インスタント」を追求した仕様となっています。

 送信者の表情まで共有する「muuk」

mixiが発表した「muuk」はメインカメラで撮影した画像に、インカメラで撮影した「自撮り」を添えて送信するという独自のスタイルをとっています。
これについて開発者の川崎裕一氏は「対面での会話に近づけることが狙い」であると説明しているようです。
送信した画像にはすりガラスのようなボカシが入っており(中心に丸くヌケがあるのが特徴的)、タップしてから3秒間だけ閲覧することができる仕組み。併せて短文のテキストを送付することも可能です。

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 ビジュアルのやりとりにこだわった「コミュカメラ」

対してYahoo!が先月28日に発表した「コミュカメラ」の特徴は、一切のテキスト情報を省いたビジュアルコミュニケーションへのこだわりです。
本アプリは撮影した写真にイラストやメッセージなどを加工できる、プリクラのラクガキ機能に似たものを搭載。視覚的な表現の幅を広げることで、より直観的な情報のやりとりを推進しています。
尚、動画にも対応。

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和製スナップチャットになれる?mixi発「muuk」とYahoo!発「コミュカメラ」

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最大10秒で送信した画像が消滅してしまうというこれまでにないインスタントな仕様で、Facebookに飽きていた米国ティーンエイジャーのハートをがっちり掴んだ「snapchat」。
各社打ち出す特徴は異なりますが、「muuk」「コミュカメラ」両アプリもsnapchat同様、送信画像がたった数秒で消える「インスタント」なコミュニケーションツールです。

mixiの川崎氏は、「無意味無価値なものも、その瞬間だからこそ価値がある」と、新たなコミュニケーション思想を提唱しています。
刹那的なビジュアルコミュニケーションの中心的存在としての席は、日本国内ではまだ空席の状態です。
無意味で無価値なやりとりで、日本ユーザーの支持を勝ち取るコミュニケーションツールはどちらになるのか、ほぼ同時期にリリースされた両アプリの今後の動向に注目です!