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シャレオツな動画が立ち並ぶ「Vimeo」って知ってる?

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動画共有サービスと聞いて、まず連想するのはYouTubeやニコニコ動画だと思います。ですが、実際には、世界中ではその他にも様々な動画を公開・視聴できるサービスが展開されています。ブログ記事を書く時や、企画立案のために海外の動画関係の事例を探っていると、よく遭遇する動画サービスが「Vimeo」というサービスです。 YouTubeの対抗馬としても挙げられることがよくあります。

 ロンドンでのプロジェクションマッピング「Ralph Lauren 4D Experience」

Vimeoは、2004年11月にアメリカでローンチされた動画共有サイト。登録ユーザー数は1700万人、有料ユーザーは40万人を超えており、毎月1億人以上が再生などを含めて利用されていると言われています。

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https://vimeo.com/

サービスの名称である「Vimeo」とは、”Video”に”me”(私)という単語をかけて命名されたもので、その名の通り、ユーザー自身が実際に制作したビデオ専用のサイトというのが最大の特徴です。サービス規約でアップロードできる動画について制限がされています。

・原則、自分自身で制作したオリジナルの作品のみアップロードOK
・作品制作に関わっているディレクターやアーティストがアップロードOK
・制作に関係していない映画やテレビ番組、ゲーム画面のキャプチャー動画はNG
・商用ビデオ(製品プロモーションなど)の動画はNG
 (例外として、制作会社など制作側の立場からの公開はOK)
Help Center / Vimeo Guidelinesより)

こうした制限の結果、映像作家やアーティストといったクリエイター達が自身の動画作品を公開する場として多く集まり、クォリティーの高い動画作品が集まるプラットフォームとして今日の地位を作り上げています。また、2007年に他の動画共有サービスに先駆けていち早くHDに対応したことも、クリエイターによる支持が集まった理由だと言われています。

確かに作品を眺めてみると、素人が撮影した雑多な動画も多いYouTubeと比べると、どの作品もプロが制作していると思われるようなクォリティーの動画が多く、小洒落た印象を強く受けます。

20140205_09こんな動画共有サービスであるVimeo。早速、アカウントを作り、私が制作した映像をアップロードしてみました。その手順について見てみることにしましょう。

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まずは、https://vimeo.comにアクセスします。トップページにフォームが表示されているので、姓名・メールアドレス・任意のパスワードを入れて”Join”ボタンでアカウントを作成します。Vimeoは日本語化されていないので全て英語で利用しなければなりませんが、非常に簡単です。メールで認証が来るので、そちらからVimeoにアクセスすれば手続きは完了。

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会員種別を選びます。無料会員である”Basic”の他に、有料会員である”Vimeo Plus”と”Vimeo PRO”があります。

<Basic>
・一週間に最大500MBまでのアップロード容量
・一週間に最大1本のHD映像(720p)のアップロード

<Vimeo Plus> $59.95/年
・年間最大260GBまでのアップロード容量(毎週5GB上限)
・1080pのHD映像がアップロード可能
・4時間以内にメールで返答するサポート
・再生プレーヤーのカスタマイズ
・スマートフォン/タブレットPC対応

<Vimeo PRO> $199/年
・年間最大1000GBまでのアップロード容量(毎週20GB上限)
・1時間以内にメールで返答するサポート(週末含む)
・Vimeo上で動画のオンデマンド販売可能(10%の手数料が必要)

今回は無料会員のBasicを選びました。画面上の”continue with Basic”をクリック。

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ここで一旦、アップロード用の動画を準備します。仮にも私も映像作家の一員。バリに行った際に自分で撮影した舞踊の動画を編集して作成して、アップロード用の形式で書き出します。少し専門的になりますが、Basicでアップロードできる動画は以下のスペックになります。

・ビデオコーデックは「H.264」
・動画のサイズは「720p(1280×720)」
・ビットレートは「2,000 – 5,000 kbit/s (SD) / 5,000 – 10,000 kbit/s (720p HD)」
・フレームレートは「24/25/30」
・音声は「コーデック:AAC ビットレート:320Kbps サンプルレート:48kHZ」
https://vimeo.com/help/compression

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準備した動画を早速アップロードしてみましょう。”Choose a Video to Upload”ボタンで動画を選択し、選択した後に出現する、”Upload Selected Videos”ボタンを押せばアップロード開始です。

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アップロード中は、タイトルや映像についてのコメント・タグなどを記入して待ちましょう。アップロードが無事終わると、動画再生ページへのリンクボタンが出現します。

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アップロード終了直後、動画再生ページに行ってみると、待機中の画面が表示されています。Vimeoに最適化するため、サーバでエンコードを行っているのでしょう。約50MB・1分40秒のMP4動画でおよそ40分の待機時間です。もっと尺が長い作品の場合、数時間の待機になると思われます。

Bali Dance from Shingo Takadera on Vimeo.

待つことおよそ40分。こうして私の動画が公開されました。facebookやtwitterなどの他にもブログなどに埋め込むタグも発行されるので簡単に共有することができます。(間違って、ビットレート低めで書きだしたテストファイルを選択してしまい、若干画質が低めです。如何せん、BasicはHD動画は週1回のみアップロード可能なので、今週は再アップロードできませんので…)

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視聴範囲を限る設定や、埋め込みの許可・ローカルへのダウンロードの許可等の設定がPrivacy Settingsから行うことができます。

オシャレなオリジナル動画が並ぶVimeoは、普通に視聴するだけでも楽しく観ることができます。もし、あなた自身で動画を作成することができれば、このプラットフォームの中で動画を公開・共有することができます。まずはVimeoに触れてみることから始めてみてはいかがでしょうか。