デジタルマーケティングに効く最新ソーシャルメディアトピックス

20160527

こんにちは、アクトゼロの山田です。
マーケティングに関連するソーシャルメディアの最新トピックスを一挙にお届けします。トレンドに乗り遅れないよう、最新の情報を仕入れておきましょう。

Twitterがオーディエンスネットワークをリリース

Twitter社が自社の広告において、オーディエンスプラットフォームの提供を始めました。これは、Twitterで出稿した広告をTwitter以外の外部サイトに配信する仕組みで、これまでより更に多くのインターネットユーザーにリーチできることになります。すでにFacebookではオーディエンス配信が提供されており、インプレションが拡大した実績があります。

Twitter Blogより

Twitter Blogより

オーディエンスプラットフォームが提供されたことにより、Twitterのみに限定される広告といったものから、Twitterプラスαに配信できる広告プラットフォームと位置づけられるようになります。ただ、実際のところ、先行しているFacebook広告と比較して、どういった面でアドバンテージがあるのかが気になるところです。純粋にセグメント(ターゲティング)の精度を重視するのであれば、やはりリアルな登録情報を元にセグメントできるFacebookの方が有用であると考えられます。

Twitterが140文字を制限つきで撤廃?

もうひとつTwitterから、ついに140文字を事実上撤廃する動きが始まりました。Twitter公式ブログによると、これまで140文字のカウントに含まれていた、返信の際のユーザー名や一緒に投稿される写真や動画が、対象から除外されるというものです。ただし、URLを投稿する際のアドレスは、引き続きカウントされるようです。この新しい仕様は間もなく提供が開始されるとのことで、これをきっかけに、最終的には140文字の制限を緩和する動きへとつながっていくのではないかと考えられます。

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その背景として、他のSNS、例えばFacebook等と比較した場合、写真や動画を投稿しながら情報を付加することを考えると、140文字という上限では伝えきれないことも多く、十分な競争力を保てなくなったことが挙げられます。昨今、企業ユーザー離れが懸念される中、しっかりとビジネスユーザーにとって価値のある機能を提供することは、Twitter社にとって急務だと言えます。情報拡散の視点、及び伝播力の面でTwitterはまだまだ無視できないサービスです。とはいえ、独特のカルチャーが形成されてしまったTwitterは、マーケティング分野において徐々に存在感が薄まっているのも事実です。そういった面で、広告のプラットフォームとして、一矢報いることができるのかどうか注目したいと思います。

Facebookが360度動画向けソフトウェアを無償提供

Facebookが、360度動画やVRコンテンツ向け空間音声作成ソフトウェア「Facebook 360 Spatial Workstation」を無償で公開しました。このソフトウェアは360度動画を作成する際の3Dサウンドトラック(立体音響)に関連するもので、「Two Big Ears」というイギリスの会社が有償で提供していました。今回の無償化は、「Two Big Ears」をFacebookが買収したことにより実現したもので、Facebook傘下になった後も「Two Big Ears」はAR・VRの面を推進する役割を担うとみられています。

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積極的にVR方面へ拡大を目指しているFacebookは、多くのユーザー(企業)が参入しやすい環境を刻々と整えている印象が強く、もしかしたら、手軽に一般ユーザーでもVRコンテンツを作れる時代が、そう遠くない未来に訪れる可能性もあります。そうなると、ただ単にVRというだけで持てはやされることもなくなり、しっかりと企画されたコンテンツが必要となってくるはずです。VRという技術を通じて、企業としてどういった体験を提供するのか、そろそろ準備しておかないとトレンドに乗り遅れるかもしれません。

日本での360度動画配信サービスがスタート

ついに日本でも360度動画に特化した動画配信サービス「360Channel」がスタートしました。これはユーザーが参加して、自らの動画をアップロードするプラットフォームではなく、サービス側が360度動画を提供するというものです。

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あくまでもコンテンツは配信側に委ねられているわけですが、企業の広報的なコンテンツ(ANA)もすでに配信されています。360度動画というと、まだまだ一般的な認知度は高いとは言えませんが、先のFacebookの動きといった配信プラットフォームも含めて、VRに対応した機器が低価格で販売され始めると、一気に広まる可能性を秘めています。360度動画に関しては、ひとつ前のトピックスで話したように恒常的なコンテンツとしての価値はもちろんありますが、キャンペーンのように時限的な位置づけでテストしてみる方が、現実的かもしれません。

今週の気になるソーシャルメディアトピックスは以上です。
みなさん、よい週末を!

アクトゼロ / 山田