動画機能が強化されるFacebook、企業に求められるWeb動画戦略

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こんにちは。アクトゼロのプランナーズブログ、木曜日は山田がお届けします。

最近は、Webで動画を見ることが日常の一部になりすぎていて、移動中のスマートフォンでの閲覧はもちろん、家にいる時もテレビ(地上波)を見る時間が大幅に減って、Web動画を見る時間に移行してきています。
個人的な実感として、テレビでYouTubeやHuluを見ることができるようになったことで、その傾向がさらに強くなったと感じています。

好きな時に好きなものを見るという、当たり前のことが当たり前に行われているだけなのですが、知らず知らずのうちにWeb動画が一つのカルチャーと言えるレベルまで成長してきており、最近ではYouTuberと呼ばれるように一定の影響力を持つ人物も表れてきています。

そんなWebにおける動画コンテンツは、2015年も引き続き、重要なジャンルになるのは間違いありません。

Facebookの動画機能がさらに強化

昨年から、広告メニューでの展開を始め積極的に動画を強化しているのが、ご存じFacebookです。
過去、話題になったInstagramの買収などによる、写真を始めとしたリッチコンテンツの中にあって、最近の動画への注力は目を見張るものがあります。

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最近も新たな機能がリリースされ、大きく動画の扱い方が変わりました。
以前のFacebook内での動画の扱いといえば、写真メニューの中のいちコンテンツに過ぎませんでした。写真のメニューからたどって、その中に動画が格納されているといった状況です。

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それが、今はメニューとして「動画」が切り出され、「写真」と同レベルの扱いを受けています。
さらに、その動画メニュー内でも、動画コンテンツの閲覧や、使い勝手が格段に向上しています。

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まず、動画メニュー内で、重点的に見せたい動画を、ハイライトにできる「注目の動画」というエリアが設けられています。
全ての動画が等しい扱いを受け、一覧の中に埋もれてしまうこれまでの構成と大きく異なり、見せたい動画を目立たせることが可能になりました。
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もうひとつ、同じカテゴリの動画やまとめて見せたい動画を一括りにできる「プレイリスト」もリリースされています。これも関連する動画をグループ化することで、ユーザー側の利便性が向上し、動画の再生回数に大きく関係すると考えられます。

 

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このような機能が追加されたことによって、「動画といえばYouTube」といった流れを変えようという、Facebookの思いを感じてしまいます。
外部のサービスへ離脱することなく、サービス上で様々なコンテンツが消費されること、これがまさにFacebookの狙いのはずです。

昨今の動画コンテンツの盛り上がりよって、Web上で公開する動画の本数は以前とは比べ物いならないくらい増えました。インターネット上における動画の数が増えてくるわけですから、見てもらえるコンテンツと見てもらえる仕組み(サービス)が重要な要素となってきていると考えられます。
そういった意味で、今回のFacebookの機能アップデートは、仕組み(サービス)側での取り組みと言えるのではないかと思います。

動画コンテンツをマルチに活用

すでにこのような新たな動画機能を、実際に使っている企業も増え始めています。

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例えば、メルセデス・ベンツ(日本)は、すでに注目の動画を活用し、Facebook上で動画を積極的に配信しています。
と、同時にYouTubeへの投稿もしっかりと行われていおり、1つの動画をマルチに活用していることが分かります。
まだまだ、Facebook上でプレイリストの利用はされていないようですが、YouTubeの運用を見ていると、いずれFacebookにも展開されるのではないかと思っています。
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ひとつの動画コンテンツを作り、FacebookでもYouTubeでも、といったように、あらゆる顧客接点で展開していくこと、これが当たり前になっています。
今回は触れていませんが、コンテンツの視点でも、ただ一過性の話題となって終わるものだけでなく、こういったプラットフォームの機能を活用した計画的なコンテンツ戦略を行う必要が出てきたように思います。
多くの企業がWeb動画の価値に気づき始めているからこそ、これからは、そういった戦略が重要になってくることは間違いなさそうです。

 

アクトゼロ / 山田