「新浪微博」って何ぞや!?

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みなさん突然ですが、「新浪微博」を使ってらっしゃいますか?今週は一部で話題沸騰中(!?)の「新浪微博」について取り上げたいと思います。

「新浪微博」とは

「新浪微博」とは「シナ・ウェイボー」と読み、中国のミニブログサービスの名前です。ミニブログと言うことからも分かるように、中国版ツイッターと説明するのがイメージとしてはピッタリだと思います。


ちなみに、「新浪」が企業名で「微博」がミニブログと言う意味になります。「新浪」という会社は、中国最大のポータルサイトを運営している会社で、そのポ ータルサイトの月間のPVは500億以上と言われています。

「新浪微博」は、140文字(!)で情報が発信でき、アカウントをフォローしたりフォローされたりすることで成り立つサービスです。
昨年末時点での利用者数が3億人以上となり、名実ともに中国でナンバーワンのSNSであると言えます。

その他の機能としては、写真(画像)や動画、音楽の共有やダイレクトメッセージ機能から、スマートフォンではGPS機能を使って今いる場所を発信できる機能ま
で実装されています。

また、スマートフォン用アプリも出ており、iPhoneやiPadからAndroidでも利用することができ、中国ではポピュラーなサービスとして定着しいるようです。

中国のネット背景

ご存じの通り、中国でのインターネットは日本や欧米諸国とはことなり、かなり多くの規制の元に置かれており、検閲されています。「グレートファイヤーウォール」と呼ばれる大規模なシステムによって、情報のフィルタリングを行っていることは有名です。
しかし、このような環境の下でも、中国のインターネット人口は5億人以上と言われており、非常に大きな市場になってきています。

このような背景からも分かるように、世界的に一般化したサービスでも中国で利用できないものは非常に多いのです。

当然のことながら、FacebookやTwitterのような国外のSNSは排除され、利用が禁止されています。Googleも昨年ニュースでも取り上げられたように、中国国内からのサイバー攻撃を受けたことを理由に撤退しています。

そんな中、Facebookがこの世界最大の市場にサービス開始を画策しているというニュースが度々流れますが、昨年中東で起きた民主化運動にFacebookが大きな影響 力を与えたこともあり、かなり難しい問題のような気がします。

ただ、香港とマカオといった特例自治区にはこのような規制は適用されず、既にかなりのFacebookユーザーを獲得しているようです。

日本企業が続々とアカウントを開設

このように非常に規制の厳しい中国ではありますが、その人口を考えると、日本の企業にとっても魅力的な市場であることは間違いありません 。実は「新浪微博」での日本企業のアカウント開設が、ここにきて非常に多くなってきているのです。企業用のアカウントは、どちらかというとFacebookに近い見た目になっています。

そこで、すでにアカウントを開設済の日本企業をいくつがごご紹介します。

■ユニクロ
http://www.weibo.com/uniqlo
 

■無印良品
http://www.weibo.com/mujish
 

■ANA(全日空)
http://www.weibo.com/allnipponairways
 

■ポカリスエット
http://www.weibo.com/pocarisweat
 

その他、ざっと見ただけも100社に近い(もしくは以上の)日本企業のアカウントがあるようです。

ご紹介した企業を見てお分かりいただけるように、日本でFacebookページの開設が早かった、いわゆるソーシャルメディアを積極的に活用している企業が並んでいます。こういった企業がすでに始めていることを見ても、中国市場の重要度を感じることができるのではないでしょうか。

次回はもう少し掘り下げて、「新浪微博」を活用する企業の狙いと注意しなければいけないことを考えてみようと思います。