Twitter 炎上

Twitter分析で見る、ペヤング異物混入騒ぎ

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アクトゼロの黒沼(@torukuronuma)です。

インスタント焼きそばのペヤングを食べようとしたTwitterユーザーが、虫のようなものが混入しているのを発見し、Twitter上でその画像を公開しました。

「ペヤング」の即席麺に虫混入…自主回収を指導
「ペヤングソースやきそば」を製造しているまるか食品(本社・群馬県伊勢崎市)の即席麺に、虫が混入していたことが3日、わかった。同社は同日、消費者から該当商品を回収。群馬県伊勢崎保健所は同日夜、伊勢崎市の本社工場に立ち入り調査を行い、「製造工程で混入した可能性は否定できない」として自主回収を指導した。
「ペヤング」の即席麺に虫混入…自主回収を指導 : 社会 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE) 

Twitter上で大きな話題を呼び、その後、まるか食品と第一発見者の間で画像の削除が決まるも、その経緯について第一発見者が不満のツイートを行うなど、現在進行形で拡散が広がっています。今日はデータセクション社のソーシャルメディア分析ツール「Insight Intelligence」を使って、その拡散の詳細を分析していきます。※Twitterの全日本語ツイートの10%をサンプルに検証していきます。

問題ツイート以降「ペヤング」言及ツイートは10倍

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平常時の「ペヤング」ツイート数が200ツイート~600ツイートなのに対し、事件発覚の12月3日にはツイート数が6,700件と前日平常時の10倍に膨れ上がります。

全ツイートのおよそ6割が、元画像を含むリツイートを行い一気に拡散

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12月3日当日の「ペヤング」を含むツイートのうちおよそ六割のツイートが、元の「虫混入画像」をリツイートに含むツイートであることが分かります。リツイートを含まないその他のツイートも今回の件に触れたもので「ペヤングもう食べれない」的なネガティブな言及がほとんどを占めています。

従来の「ペヤング」ツイート層と、ほぼ同じデモグラフィックのユーザーがツイート拡散

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問題ツイート公開前と公開後の性別年代別比較です。若干男性が増え、10代・20代のツイート割合が減った代わりに30代のツイートが増えた意外、大きな変化はありません。普段からペヤングについて言及することが多かったデモグラフィックがそのまま、問題の拡散にも興味を持っていることが分かります。ニュースリーダーである30代が参加してきたといった感じでしょうか。もともとペヤングに親しんでいたユーザーが自分ごととして拡散しているといえそうです。

Twitter外にも広がるペナルティ

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Twitter上で大きな話題を読んだ本件ですが、Twitterに普段触れない消費者にもネガティブな印象は広がっていきます。例えば、Googleの検索候補。今日現在のGoogleの検索候補にはもうすでに「虫」「工場」の文字が示されています。何が会ったか知らないユーザーでも、ここから本件を知ることも多いでしょう。検索結果もこんな状況です。本サイトよりもニュースが上位表示されています。(※Googleの個人最適化の影響を避けるため、GoogleChromeシークレットモードで検索)

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「ペヤング」ブランドへのネガティブなイメージは、多くのツイートとともにしばらくの間ネット上に残っていきそうです。

[アクトゼロ/黒沼(@torukuronuma)]